兄貴 is POWER

多趣味な兄貴の趣味紹介ブログ

ミニ四駆・プラモ等にオススメのニッパー


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



皆さんはミニ四駆やプラモを作る時、どんなニッパーを使っていますか?


ボディやパーツの切り取りが苦手で、汎用ニッパーを使っている方はニッパーを変えると作業が劇的に楽になる可能性があります。


私は以前、毎日ものすごい回数ニッパーを使う仕事をしてました。

その時の経験から、道具関係、特に刃物に関しては良い道具は良い結果を残すと思っています。


今回は、「適切なニッパーの選び方」から「オススメのニッパー」まで、模型製作の要であるニッパーについてのお話をします。



それでは書いて行きましょう。


ニッパーの選び方


まず前提として、今回は「模型用ニッパー」の選び方についてのお話です。

と言うのも、ニッパーを始め工具類は「特定の目的用」として作られている事が多いからです。

目的が違う物を買ってしまうと、例え¥10000の高級ニッパーだろうと100均のニッパーの方がミニ四駆には使いやすい、なんて事にもなります。


「高い工具」ではなく、「適切な工具」を選ぶのがポイントです。



さて、今回はミニ四駆・模型用として選んで行きます。


選び方のポイントですが、

・全体の大きさ

・刃の薄さ

・刃の長さ

・刃の合わせ目

この4つで大体ニッパーの性能が決まって来ます。


まず最初に見るべきは「刃の合わせ目」の形です。


少し大きめのニッパーなどで良く見られるこの形。


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フジ矢 ハイ強力ニッパ 200ミリ (70H-200)
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様々なメーカーからこの形状のニッパーが出ており、物によっては非常に安価です。


が、このタイプは模型には全く向きません。


先端を良く見てみましょう。



刃と刃の合わせ目がV字型になっているのがお分かり頂けると思います。


この、「合わせ目がV字型のニッパー」だとV字の部分が平らに切断出来ないため、ボディ等の切り離しの際に余計な部分が残ります。


そうなってしまうと当然見た目もキレイではありませんし、先端が尖っていたりしてケガの元にもなりかねません。


このタイプのニッパーは「強力ニッパー」や「ワイヤーニッパー」などと呼ばれ、その名の通り針金や銅線を切るのに向くパワータイプです。




一方、模型に向くニッパーの形は「刃の合わせ目が平ら」なタイプです。




先端が平らになっており、刃を閉じた際にピタっと平滑になるのが特徴です。


このタイプのニッパーは「ホビーニッパー」や「片刃ニッパー」、「クラフトニッパー」などと呼ばれ、精密な作業に向く工具です。

ミニ四駆やプラモにはこちらのタイプを使います。

タミヤから出ている各種模型用ニッパーはこのタイプで、どの製品も割と精度のいいニッパーです。


大きさについては、小型の物が使いやすいです。

125mm程度の物を基準に、手の大きさに合わせてちょうど良いサイズを選んで下さい。



また、刃の薄さは切れ味に直結します。

薄い程良く切れますが、ふとした瞬間に欠けたりしやすくなるのであまりに薄い物は避けた方が無難です。


刃の長さは、ある程度長い方が肉抜きの際に使いやすいので、極端に短い物は避けましょう。





オススメのニッパー


しかし、「模型 ニッパー」なんて検索しようものなら選び切れない程大量に商品が出て来ます。


ここでは私の使った事がある中から、オススメのモデルをご紹介します。


皆様のニッパー選びの参考になれば幸いです。


タミヤ 薄刃ニッパー


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タミヤ 74035-000 薄刃ニッパー(ゲートカット用)(V5408)
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タミヤがゲート(ミニ四駆やプラモの周りの枠)カット用に販売しているニッパー。

その名の通り、ゲートカットに最適で、ミニ四駆ならボディの切り離しが格段に楽になります。


刃が薄く切れ味が鋭い一方、あまり硬い物を切ると刃が欠けるので注意。


使いやすく、一本持っておくと重宝します。


フジ矢 プラスチックニッパー




安心安全の日本製ニッパー。

切れ味も良く、サイズも使いやすいです。

3mmまでの樹脂が切断出来、マルチに使える汎用ニッパーとしてオススメです。


Merry 55S 120 エレクトロニッパー




こちらは以前の職場で使っていて、あまりの使いやすさに個人的にも購入して今でも使っている一品。

本来は電子工作などに使われるモデルなのですが、刃の形や大きさなど、模型用としても大変使いやすいニッパーです。


汎用ニッパーとして自信を持ってオススメ出来ます。





特にオススメの3モデルをご紹介しました。


他にも使いやすいモデルはいくつかあるのですが、とりあえずこの3モデルの中から選べば後々まで使えると思います。


どのニッパーも少し値段が高めですが、品質も良く、価格に見合った仕事をしてくれますので機会があれば手に取ってみて下さい。





今回はここまで。




最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!









ミニ四駆 初心者を脱する小ネタ集③


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



今回は小ネタ集第三弾、「貫通ホイール」についてのお話です。


どんな目的でやるのか、どのように作業するのかについて書きたいと思います。


必ずしも全てのミニ四駆に必要な作業ではありませんが、覚えておくと便利だと思いますので解説します。



それでは書いて行きましょう。




貫通ホイールとは


読んで字の如く、「シャフトがホイールを貫通している」状態のホイールの事です。


目的はズバリ、「ホイールを抜けにくくする事」。


特に軸受けに620ボールベアリングを使う場合、620自体の幅が広い事で相対的にシャフトが短くなります。

そのため、通常の軸受けを使う時よりホイールへシャフトが刺さる長さが短くなり、比較的簡単に抜けてしまうようになります。


また、通常の軸受け使用時でもホイールやシャフトの個体差により抜けやすくなる場合があり、そう言った場合にも貫通ホイールが有効です。


抜けやすいホイールで走行させると、ふとした瞬間にホイールが外れ、気付いたら高価な軸受けが無くなってるなんて事も…。

また、外れたホイールがコース上に残り、他のマシンの走行の妨げとなる場合もあります。


ホイールが外れていい事なんて一つもないので、私は手持ちのホイール全てに貫通加工を施してあります。




やり方


では実際に作業して行きます。


今回必要な物は、

・1.8mmドリル

・ピンバイス又はリューター又は電動ドリル

・72mm各種シャフト

の3点。


今回は上記の3点のみでのシンプルなやり方をご紹介します。


もっと精度を出したい場合はボール盤バイス、または専用のホイールピアッサーなどを使います。



とは言っても難しい事はなく、ホイールにもともと開いている六角の穴にドリルを入れ、そのまま貫通させるだけです。



難しいのは、貫通させる際に真っ直ぐ穴を開ける事。

こればかりはフリーハンドでやる以上、何度も開けて練習するしかありません。


穴が開いたらカッターなどでバリを取り、六角側からシャフトを通します。

入り口にシャフトを当てがい、ドライバの柄などの硬いもので上から軽く叩いて行くとシャフトが貫通します。



その状態で一度マシンやリューターにセットし、回転させてブレがないか、真っ直ぐ穴が開いているかのチェックをします。



曲がっているようならまた別のホイールでやり直しです。


マシンへの取り付け


さて、無事に4本加工出来たらマシンに取り付けて行きます。


ここで必要となるのが、キット付属の物より長いシャフトです。

スーパーX系列を除くだいたいのキットには60mmのシャフトが付属しています。

これよりも一回り長いシャフトが必要なため、72mmの中空シャフト又はブラック強化シャフトを用意しましょう。



スーパーX系列の場合、キット付属のシャフトが72mmのため、それよりも更に長いシャフトが必要になります。

そんなに長いシャフトは通常のパーツでは用意されていないため、少し特殊な方法で入手します。


それがこちら。




このキットに、72mmよりも更に長いシャフトが一本付属します。



そう、1本なんすよ…。


しかも当然のようにこの1本がパジェロの動力伝達の要なので、シャフトを奪うとパジェロは動かなくなります。


悪い大人のアナタはキットを2つ買ってもいいですし、そんなに悪くない大人なアナタはタミヤのサポートからシャフトのみ購入しても良いです。


しかし結論として、スーパーX系列は貫通ホイール超やりにくいと言う事になります。


フッ素コート620を逆向きに使って少しでもトレッド(タイヤとタイヤの幅)を縮めたり、軸受けを入れる場所を少しだけ深くして何とか72mmを使おうとするユーザーもいる様子。


タミヤさん、彼らのために80mmくらいのシャフトを出してあげて下さい…。


実は私も昔はスーパーX系列を良く使っていたのですが、この問題にブチ当たってARシャーシに乗り換えた経緯があります。




さて、そんな訳で標準より長いシャフトを用意したらマシンに取り付けるのですが、ここで一つ注意点が。


ホイールのデザインによっては、ホイールからシャフトがかなり飛び出す事があります。

こうなると単純に危険ですし、「コースを傷付ける恐れがある」としてレース時の車検を通らない可能性が出て来ます。



対策は実は簡単で、要するに危なくないようにすれば良いだけです。


具体的には

・パーツ付属のゴムチューブを被せる

・ピニオンギヤなどでシャフト先端を隠す

・マスキングテープなどを巻く

などが挙げられます。


他にもスタビヘッドを取り付けたり、ホイールからギリギリはみ出ない長さにシャフトを切断しても良いと思います。

私は手軽なのでレース前にマスキングテープを巻く事にしています。



レースの際、自分のマシンをキャッチするのは自分だけとは限りません。

自分はもちろん、人に怪我をさせないようなマシン作りを心掛けて下さい。




さて、これで貫通ホイールの解説は終わりです。



作業に慣れは必要ですが、ホイールが抜けにくくなる事はメリットしかありません。


是非皆さんも挑戦してみて下さい。




今回はここまで。




最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!









ミニ四駆 肉抜きのコツ② 仕上げ編


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



前回の記事で、「肉抜きする場所」と「作業の流れ」についてお話しました。


今回は、より詳細な「仕上げの仕方」について解説します。

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ミニ四駆 肉抜きのコツ①


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



色々なコースで走らせたり、ネットでマシンの画像を上げたりすると、嬉しい事に

「どうやってそんな風に肉抜きするの?」

なんて聞かれたりします。

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兄貴のレンタル用エアガン②


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。




今回は私の個人的レンタル用エアガン紹介記事の第2弾です。


第1弾はこちら↓


上記CYMA社のSR-16も軽くていいのですが、意外と全長が長く、バリケードのある所ではちょっと使いづらかったりします。

特に初心者は銃の扱いに慣れていないため、もう少し短い方が取り回しは楽かも知れません。


そんな初心者へレンタルする用に組んだのが今回ご紹介する一丁です。



それでは書いて行きましょう。



東京マルイ AK-47 βスペツナズ


まずはノーマルはこちら。




コンパクトなハンドガードに固定ストック。

マズルにはクリンコフハイダーが着いており、ハイダーを外すと14mm逆ネジになっています。

ハンドガード下部には短いですがレールがあるので、フォアグリップなどを装備出来、ノーマルのAK47より拡張性が高くなっています。


頑丈でコンパクト、誰にでも扱いやすいサバゲー向きの電動ガンです。

これはこれで悪くないんですが、ちょっと手を加えてみました。



ハンドガードをショートサイズからレギュラーサイズのレールハンドガードに変更。

グリップをフィンガーチャンネル付きに交換し、マガジンも重い金属製から軽量なプラ製の多弾マガジンに。

ストックにチークパッドを付け、後端にラバー製のパッドを装着しました。

ハイダーはノーマルからスチール製のKACタイプへ変更。



これで見た目もカッコよく、拡張性もかなり高くなりました。




が、
実際に初心者に貸して使ってもらったところ、

「長くて使いにくい」

との事。


なるほど、もともと長い固定ストックにパッドを追加した事で構えるのにクセがある銃になってしまったようです。


ならば、スライドストックにしてしまおう。



で、こんな感じになりました。


CAAタイプのM4用ストックを、マルイ純正部品のストックアダプターとオークションで落札したプラ製のストックパイプで取り付け。


配線の引き回しを変更し、バッテリーをフレーム背面のカバーの中に収納するようにしました。


ハイダーをマルイのショートサイレンサーに変更して多少位置をバレにくくし、初心者の生存率を上げる感じにしてみました。


さらにオープンタイプのドットサイトを搭載し、サッと狙いをつけられるように。


フォアグリップも折り畳みタイプから固定タイプにし、ガタを無くしました。




現在はこの形で運用しています。



こんな風に、レンタル用も少しずつカスタムを進めて楽しんでいます。


M4とAK、どちらもカスタムしがいがあっていいですね。

中古やオークションで部品が入手しやすいのも大変助かります。


貸す用なのにいつの間にかカスタム沼にハマっているような…。





今回はここまで。




最後までお読み頂きありがとうございました。



ではまた!


読んで下さっている皆様へ

こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。


皆様、たくさんのアクセスを毎日ありがとうございます。

読んで下さる皆様のおかげでブログを続ける事が出来ています。


以前やっていたブログも、結局は

「読まれているのか分からない、もしかしたら誰も読んでいないのかも知れない」

との思いが強くなって行き、辞めてしまった経緯があります。


今は毎日色々な反応を頂き、読んで頂いている実感がある事はとても幸せな事だと感じます。


アクセス数がどうの、収益がどうのみたいな意識の高い話とは無縁のブログですが、これからもどうぞよろしくお願いします。



さて、今回の記事なんですが…。

実は急に寒くなったせいか少し体調を崩してしまいまして、今日のところはこれで失礼したいと思います。


あ、せっかくなので今度の記事に載せる予定のビートマグナムをどうぞ


また明日から更新しますので、申し訳ないですが次の記事は少しの間お待ち下さい。



最後までお読み頂きありがとうございました。



ではまた!

兄貴の好きなもの②


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



皆様お待たせしました。


前回大好評だった(嘘です)シリーズ、「兄貴の好きなもの」第2弾、今回は「革ジャン」です!
(またやるのかよ…)

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スピンバイパーのボディ 詳細



こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。




今日は以前紹介した私のマシン「スピンバイパー」について、友人から

「もっとボディの詳細が見たい」

と言われたので、写真をたくさん撮ってみました。

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例のFM-Aシャーシ、その後どうなったの?②


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



今回は前回の続きで、FM-Aシャーシに具体的にどのようなセッティングをしたのか、と言うお話です。


私自身FM-Aに関してはまだまだ研究途中ですので、あくまでもセッティングの一例としてお読みください。



それでは書いて行きましょう。




内部パーツ


まずは中身から見て行きましょう。


ノーマルから変更したパーツは次の通り。


ターミナル

ゴールドターミナルに変更しました。

何度か書いてますが、ターミナルはスーパーX 用が使用出来ます。

ARシャーシやVSシャーシと同じですね。



プロペラシャフト



中空プロペラシャフトに交換。

こちらもスーパーX用の物が使えます。

長いため新品であっても曲がっている物があります。

値段が安いので、曲がっていた時のためにいくつかまとめて購入する事をオススメします。




ギヤ



キット付属の超速ギヤをそのまま使用。

カウンターギヤの内部にはフッ素コート620を仕込み、カウンターギヤシャフトもフッ素コートタイプに変更しました。

今回は特にギヤそのものの加工はせずに組みました。




軸受け

様子見がてら、フッ素コート620を採用。

しばらく走ってみて、場合によっては620ボールベアリングに交換するかも知れません。




ドライブシャフト

620ボールベアリングへ変更した時のため、72mmブラック強化シャフトへ交換。

貫通ホイールにしてあります。





内部系のパーツに関してはこんな感じです。

モーターは暫定的にパワーダッシュですが、コースによって変えてしまう部分ナンバーワンなのでとりあえずと言ったところです。



外側のパーツですが、こちらもステー以外は変えてしまうので、一応現状こんな感じです。




前13mmWA、リア19mmAA二段の無難なセッティングですね。


画像にはありませんがリアの東北ダンパーと、サイドのマスダンパーも適宜変更する感じです。

何回かコースを走らせた印象では、東北ダンパーは相性が良さそうな気がします。


逆にサイドにあまり重いマスダンパーを載せるとちょっと微妙でした。

ジャンプの姿勢がキレイになりづらかったです。



タイヤとホイールはカーボン中径ホイールにスーパーハードタイヤをチョイス。

割とどんなコースでも対応しやすい定番の組み合わせです。





さて、現状の私のFM-Aについてご紹介しました。

あとは実際に特定のコースに狙いを定めてセッティングを詰めて行くだけです。

拡張性も高いですし、色々試してみたくなるシャーシですね。

これからどう変化して行くかが楽しみです。




今回はここまで。




最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!









例のFM-Aシャーシ、その後どうなったの?①


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。




さてさて、買ってから組んで走らせて記事化したFM-Aシャーシ、その後のお話です。


おかげ様でFM-A関連の記事2つは当ブログで最もアクセスが多く、タミヤの新型シャーシの破壊力を身を持って体感しているところです。


しかし読み返してみると、組み立てながら走行させながら急ピッチで書いたので内容は非常に雑で、せっかく読んでくれている方に申し訳ない気分に。



と言うわけで、今回は前回より詳しいFM-Aシャーシのレポートと、現在どんな仕様に改造したのかお話します。




それでは書いて行きましょう。



FM-Aシャーシ 詳細

数字的な各スペックは以下の通り。


全長:150mm

全幅:97mm

重量:71グラム(モーター込み・電池含まず)

地上高:2.5mm(直径26mmのタイヤの場合)

ホイールべース:83mm

ドライブシャフト:60mm

プロペラシャフト:1.4mm、スーパーXと共用

対応ギヤ比:5:1、4.2:1、4:1、3.7:1、3.5:1

使用カウンターギヤシャフト:ツバ付きタイプ

ターミナル:スーパーXと同形状


※ローラーやタイヤの種類によって、各種の数値は変わる場合があります。




ホイールベースは83mmと長めで、直進安定性重視のシャーシと言えると思います。


プロペラシャフトやターミナルなどスーパーXと共用のパーツが多く、入手が容易なのはありがたいところ。




さて、数字以外のその他の細かい部位について解説して行きます。



スイッチ


ONOFFしやすい形状のスイッチ。


ONにすると真っ直ぐになり、シャーシ後部がデュフューザー形状になるように出来ています。


OFFのとき


ONのとき

ちょっとオシャレ。



SFMのスイッチは独特な構造ゆえか信頼性が低く走行中に勝手にOFFになってしまう事もありましたが、こちらは今のところそういった事は起きてないです。


スライド式のスイッチカバーのおかげで分解組み立ても比較的簡単だと思います。

細かいところが確実に進化しているなぁと感心します。




サイドステー



戦闘機の翼のようなサイドステー。

大型でネジ穴がたくさん空いており、拡張性は高いです。


が、大型なため従来のようにサイドマスダンパー用のプレートなどを取り付けようとすると案外邪魔です。

ここはタミヤさんから専用のプレートが出るのを期待したいところ。


また、このサイドステーが干渉するため従来のSFMと同じヒクオは取り付け出来ません。



かと言って、切断してしまうとシャーシの剛性が不足気味になるのと、歪みが出てしまってジャンプ台でキレイに飛ばない、なんて話も聞きました。


うーん、便利なんだか邪魔なんだか、と言った具合ですね。


サイドステー関係は要研究です。



クラウンギヤ


通常のシャーシとは逆回転な事から採用されたと思われるオレンジクラウン。

硬くて慣らしが大変なギヤですが、ピンクのヘリカルクラウンギヤやカーボンギヤだと回転方向の関係から異音が出るので仕方ありません。


このオレンジクラウンギヤ、リア側は特に普通ですがフロント側はモーターサポートを外すと背面の支えが無くなります。


キット付属のまま使う分には問題ありませんが、背面を加工したオレンジクラウンでモーターサポートを外すとものすごい音がします。

最初異音の原因が分からなくて悩みました。


モーターサポートを着けた途端に音が静かになったので、どうやらそういう事みたいです。



サポートを外したい方は、背面無加工のクラウンを使用するか他の方法でクラウンギヤの位置を固定する必要がありそうです。


リアステー


キットに付属する別体型のリアステー。

形的にはセッティングの幅も広くいいのですが、何せヤワい。

右サイドと左サイドを繋ぐ橋部分がペラペラなのです。


これでは使い物になりません。

何かしらの補強をしてもいいと思いますが、せっかく取り外せるので普通にFRPやカーボンのステーを使う方が賢明です。


(早速捨ててしまったので画像なし)



フロント スキッドプレート



こちらも付属のパーツです。

低摩擦樹脂で出来ており、バンパーの補強と言うよりはジャンプの姿勢制御用ですね。

このパーツもリアステー同様ペラペラなのですが、バンパー裏に取り付ける事、バンパーそのものも基本的に強化プレートを装備する事を考えると問題ありません。

工夫次第で他のシャーシにも取り付け可能です。



素材


今のところABS樹脂製のみのようで、ARやMAに比べて薄いのか軽量に仕上がっています。


剛性も適度に低く、特に穴開けや切断等しなくてもそのままで大丈夫そうですね。





こんな感じでしょうか。


あと細かな点を挙げるならば、電池カバーがスライド式で使いやすい事と、ギヤカバーがネジ穴付いてて補強出来るよ!(゚∀゚)と言った具合です。



次回は現在の私のFM-Aの仕様について紹介したいと思います。





今回はここまで。





最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!









ワークマシンって何だ?



こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



皆さん、ミニ四駆のタイヤやホイール、ギアなどを加工する時ってどうしてますか?



リューターや電動ドリルがあればベストですが、予算や騒音の問題から持ってないと言う方もいるのではないでしょうか。

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兄貴のマシン紹介①スピンバイパー


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



今までミニ四駆の記事って結構書きましたが、そういえば私のマシンって紹介してませんでしたね。



そんな訳で、今日は私のマシンの中から、いつも画像だけは記事に登場する「スピンバイパー」について、細かい仕様のお話をしたいと思います。

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