例のFM-Aシャーシ、その後どうなったの?①
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
さてさて、買ってから組んで走らせて記事化したFM-Aシャーシ、その後のお話です。
おかげ様でFM-A関連の記事2つは当ブログで最もアクセスが多く、タミヤの新型シャーシの破壊力を身を持って体感しているところです。
しかし読み返してみると、組み立てながら走行させながら急ピッチで書いたので内容は非常に雑で、せっかく読んでくれている方に申し訳ない気分に。
と言うわけで、今回は前回より詳しいFM-Aシャーシのレポートと、現在どんな仕様に改造したのかお話します。
それでは書いて行きましょう。
FM-Aシャーシ 詳細
数字的な各スペックは以下の通り。
全長:150mm
全幅:97mm
重量:71グラム(モーター込み・電池含まず)
地上高:2.5mm(直径26mmのタイヤの場合)
ホイールべース:83mm
ドライブシャフト:60mm
プロペラシャフト:1.4mm、スーパーXと共用
対応ギヤ比:5:1、4.2:1、4:1、3.7:1、3.5:1
使用カウンターギヤシャフト:ツバ付きタイプ
ターミナル:スーパーXと同形状
※ローラーやタイヤの種類によって、各種の数値は変わる場合があります。
ホイールベースは83mmと長めで、直進安定性重視のシャーシと言えると思います。
プロペラシャフトやターミナルなどスーパーXと共用のパーツが多く、入手が容易なのはありがたいところ。
さて、数字以外のその他の細かい部位について解説して行きます。
スイッチ
ONOFFしやすい形状のスイッチ。
ONにすると真っ直ぐになり、シャーシ後部がデュフューザー形状になるように出来ています。
OFFのとき
ONのとき
ちょっとオシャレ。
SFMのスイッチは独特な構造ゆえか信頼性が低く走行中に勝手にOFFになってしまう事もありましたが、こちらは今のところそういった事は起きてないです。
スライド式のスイッチカバーのおかげで分解組み立ても比較的簡単だと思います。
細かいところが確実に進化しているなぁと感心します。
サイドステー
戦闘機の翼のようなサイドステー。
大型でネジ穴がたくさん空いており、拡張性は高いです。
が、大型なため従来のようにサイドマスダンパー用のプレートなどを取り付けようとすると案外邪魔です。
ここはタミヤさんから専用のプレートが出るのを期待したいところ。
また、このサイドステーが干渉するため従来のSFMと同じヒクオは取り付け出来ません。
かと言って、切断してしまうとシャーシの剛性が不足気味になるのと、歪みが出てしまってジャンプ台でキレイに飛ばない、なんて話も聞きました。
うーん、便利なんだか邪魔なんだか、と言った具合ですね。
サイドステー関係は要研究です。
クラウンギヤ
通常のシャーシとは逆回転な事から採用されたと思われるオレンジクラウン。
硬くて慣らしが大変なギヤですが、ピンクのヘリカルクラウンギヤやカーボンギヤだと回転方向の関係から異音が出るので仕方ありません。
このオレンジクラウンギヤ、リア側は特に普通ですがフロント側はモーターサポートを外すと背面の支えが無くなります。
キット付属のまま使う分には問題ありませんが、背面を加工したオレンジクラウンでモーターサポートを外すとものすごい音がします。
最初異音の原因が分からなくて悩みました。
モーターサポートを着けた途端に音が静かになったので、どうやらそういう事みたいです。
サポートを外したい方は、背面無加工のクラウンを使用するか他の方法でクラウンギヤの位置を固定する必要がありそうです。
リアステー
キットに付属する別体型のリアステー。
形的にはセッティングの幅も広くいいのですが、何せヤワい。
右サイドと左サイドを繋ぐ橋部分がペラペラなのです。
これでは使い物になりません。
何かしらの補強をしてもいいと思いますが、せっかく取り外せるので普通にFRPやカーボンのステーを使う方が賢明です。
(早速捨ててしまったので画像なし)
フロント スキッドプレート
こちらも付属のパーツです。
低摩擦樹脂で出来ており、バンパーの補強と言うよりはジャンプの姿勢制御用ですね。
このパーツもリアステー同様ペラペラなのですが、バンパー裏に取り付ける事、バンパーそのものも基本的に強化プレートを装備する事を考えると問題ありません。
工夫次第で他のシャーシにも取り付け可能です。