兄貴 is POWER

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ミニ四駆・プラモ等にオススメのニッパー


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



皆さんはミニ四駆やプラモを作る時、どんなニッパーを使っていますか?


ボディやパーツの切り取りが苦手で、汎用ニッパーを使っている方はニッパーを変えると作業が劇的に楽になる可能性があります。


私は以前、毎日ものすごい回数ニッパーを使う仕事をしてました。

その時の経験から、道具関係、特に刃物に関しては良い道具は良い結果を残すと思っています。


今回は、「適切なニッパーの選び方」から「オススメのニッパー」まで、模型製作の要であるニッパーについてのお話をします。



それでは書いて行きましょう。


ニッパーの選び方


まず前提として、今回は「模型用ニッパー」の選び方についてのお話です。

と言うのも、ニッパーを始め工具類は「特定の目的用」として作られている事が多いからです。

目的が違う物を買ってしまうと、例え¥10000の高級ニッパーだろうと100均のニッパーの方がミニ四駆には使いやすい、なんて事にもなります。


「高い工具」ではなく、「適切な工具」を選ぶのがポイントです。



さて、今回はミニ四駆・模型用として選んで行きます。


選び方のポイントですが、

・全体の大きさ

・刃の薄さ

・刃の長さ

・刃の合わせ目

この4つで大体ニッパーの性能が決まって来ます。


まず最初に見るべきは「刃の合わせ目」の形です。


少し大きめのニッパーなどで良く見られるこの形。


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フジ矢 ハイ強力ニッパ 200ミリ (70H-200)
価格:1944円(税込、送料別) (2017/10/25時点)



様々なメーカーからこの形状のニッパーが出ており、物によっては非常に安価です。


が、このタイプは模型には全く向きません。


先端を良く見てみましょう。



刃と刃の合わせ目がV字型になっているのがお分かり頂けると思います。


この、「合わせ目がV字型のニッパー」だとV字の部分が平らに切断出来ないため、ボディ等の切り離しの際に余計な部分が残ります。


そうなってしまうと当然見た目もキレイではありませんし、先端が尖っていたりしてケガの元にもなりかねません。


このタイプのニッパーは「強力ニッパー」や「ワイヤーニッパー」などと呼ばれ、その名の通り針金や銅線を切るのに向くパワータイプです。




一方、模型に向くニッパーの形は「刃の合わせ目が平ら」なタイプです。




先端が平らになっており、刃を閉じた際にピタっと平滑になるのが特徴です。


このタイプのニッパーは「ホビーニッパー」や「片刃ニッパー」、「クラフトニッパー」などと呼ばれ、精密な作業に向く工具です。

ミニ四駆やプラモにはこちらのタイプを使います。

タミヤから出ている各種模型用ニッパーはこのタイプで、どの製品も割と精度のいいニッパーです。


大きさについては、小型の物が使いやすいです。

125mm程度の物を基準に、手の大きさに合わせてちょうど良いサイズを選んで下さい。



また、刃の薄さは切れ味に直結します。

薄い程良く切れますが、ふとした瞬間に欠けたりしやすくなるのであまりに薄い物は避けた方が無難です。


刃の長さは、ある程度長い方が肉抜きの際に使いやすいので、極端に短い物は避けましょう。





オススメのニッパー


しかし、「模型 ニッパー」なんて検索しようものなら選び切れない程大量に商品が出て来ます。


ここでは私の使った事がある中から、オススメのモデルをご紹介します。


皆様のニッパー選びの参考になれば幸いです。


タミヤ 薄刃ニッパー


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タミヤ 74035-000 薄刃ニッパー(ゲートカット用)(V5408)
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タミヤがゲート(ミニ四駆やプラモの周りの枠)カット用に販売しているニッパー。

その名の通り、ゲートカットに最適で、ミニ四駆ならボディの切り離しが格段に楽になります。


刃が薄く切れ味が鋭い一方、あまり硬い物を切ると刃が欠けるので注意。


使いやすく、一本持っておくと重宝します。


フジ矢 プラスチックニッパー




安心安全の日本製ニッパー。

切れ味も良く、サイズも使いやすいです。

3mmまでの樹脂が切断出来、マルチに使える汎用ニッパーとしてオススメです。


Merry 55S 120 エレクトロニッパー




こちらは以前の職場で使っていて、あまりの使いやすさに個人的にも購入して今でも使っている一品。

本来は電子工作などに使われるモデルなのですが、刃の形や大きさなど、模型用としても大変使いやすいニッパーです。


汎用ニッパーとして自信を持ってオススメ出来ます。





特にオススメの3モデルをご紹介しました。


他にも使いやすいモデルはいくつかあるのですが、とりあえずこの3モデルの中から選べば後々まで使えると思います。


どのニッパーも少し値段が高めですが、品質も良く、価格に見合った仕事をしてくれますので機会があれば手に取ってみて下さい。





今回はここまで。




最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!