兄貴のてっぽうこれくしょん③USP45
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
兄貴のてっぽうこれくしょん③、今回は「KSC USP45 05HK」についてお話したいと思います。
随分古い付き合いの銃で、もうかれこれ10年ほど。
私のドイツ装備を支えて来てくれた思い入れのあるハンドガンです。
2017年末に東京マルイから9mm版USPがリリースされるとの情報があり、恐らく買い替えになるでしょうが見た目的にはまだまだ現役なこのモデル。
外装を中心に詳しくレビューします。
それでは書いて行きましょう。
KSC USP45 外観レビュー
このモデルはABS製のスライドを採用しており、HW(ヘビーウエイト樹脂:金属を混入させた重い樹脂)スライドのモデルより重量感はありません。
しかしスライドが軽量な事で俊敏な動作が可能になっており、一昔前のモデルにしては良く動いてくれます。
造形に定評のあるKSCらしく、全体的にカッチリとした印象。
平らな所はキッチリ平ら、直線はビシっと直線で非常にシャープです。
エキストラクターは別部品で、赤い色も入っています。(雑な説明)
スライドストップやトリガー、ハンマー、セーフティなどは金属製で、素材は恐らく亜鉛ダイキャスト。
最近のマルイ製品のようなスライドストップの削れ対策は無いので、マガジンチェンジの際は一度スライドを引くようにしています。
インナーバレルは最初から黒染めしてあり、銃口側から覗いても目立たないようになっています。
このモデルの特筆すべきポイントはマガジンで、装填数26発、亜鉛ダイキャスト製とスペック的には普通です。
ポイントは見た目で、後発のシステム7モデルやマルイのハンドガンのように前方にマガジンフォロワーが見えません。
もちろん露出していた方が装填には便利なので、利便性を捨ててリアルさを追求していると言えます。
このマガジンが真価を発揮するのは、クイックドロータイプのマグポーチに入れた時。
本来フォロワーがある位置にフォロワーが無く、代わりに刻印が入っているので見た目が非常にリアルになります。
これはカッコいい。
ただし、ゲーム中に残弾確認が出来ないデメリットは予想よりも大きく、不安な気持ちのまま戦闘する事もしばしば。
見た目のためにこのデメリットを受け入れられるかが、このモデルを使えるかどうかの基準になりそうです。
アンダーレールはUSPの独自規格の物で、各社から販売されているアダプターを装着する事で20mmレールに対応したオプションが装着可能になります。
ホルスターはHK45用のCQCホルスターが使えるのですが、このレールアダプターを付けたままだと収納出来ません。
ブラックホークのHK45用CQCホルスター↓
樹脂製のフレームにはパーティングライン(合わせ目の跡)がハッキリ残っています。
が、USPの場合は本物も樹脂製フレームで、もちろんパーティングラインもガッツリ残っているので、本物と比べたらむしろキレイなぐらいですね。
グリップは太く四角いので握りにくい部類ですが、親指の部分が一段階薄くなっているので多少は考慮されているようです。
前後のチェッカリング(ギザギザ)はかなりハッキリしており、グローブ無しで握ると少し痛いくらいです。
その分滑り止め効果は抜群で、安定して射撃出来ます。
外観はこんなところでしょう。
ちなみに刻印の白い所は自分で白クレヨンで加工しました。
実射性能について
まぁ、ちゃんと飛ばしてちゃんと当てたいなら東京マルイ製品を買うべきだと思います。
ただ、サバゲーでハンドガンを使う場面は20m以内の事が多いですから、その範囲ならば特に問題はありません。
たまーに良くわからん軌道で飛んでく弾がありますが、それくらいですね。
期待(?)していた程残念性能ではありません。
15mシューティングレンジで的撃ちするくらいなら普通に使えます。
ただ、マルイ製ハンドガンと30mくらいの距離で撃ち合おうと思ったらツライの一言で、私にHK45を買う決意をさせたのもまさにそのシチュエーションでした。
可変ホップは思ったよりは素直ですが、後発の07と比較されると辛い所ですね。
ただし、意外とインナーバレルがタイトなのか、あまりに適当なBB弾を使うと簡単に弾詰まりします。
マルイ純正とまでは言いませんが、せめてG&G製程度の品質の弾を使った方が良さそうです。
そこそこ撃てますが、やはり実射よりコレクション向きなのかな、と言った印象です。
自害用とまで言われるタナカのP8(USPのドイツ軍バージョン)よりは余程マシな性能ですが、サバゲーで運用するならマルイのハンドガンにしましょう。
私はサバゲーで使いたいのでマルイのUSPに期待しています。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた!