サバゲーとミニ四駆、どっちもいいよね
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
最近めっきりミニ四駆を触れてません。
と言うのも、エアガンって割と家の中で完結する部分があるんですが、ミニ四駆ってコースに行かないと成果が確認出来ないからだったりします。
流石に家にコースは置けないですしね…。邪魔過ぎる…。
どちらも大好きな趣味なんですが、もう少し身の回りの状況が落ち着かないとミニ四駆は再開出来そうにないです。
そんな訳で最近はすっかりエアガンいじりが生活のメインになってますが、実はミニ四駆やってて良かったなと思う事がエアガンの作業中にかなりあります。
今日はその辺のお話をグダグダして行こうと思います。
それでは書いて行きましょう。
工作技術
エアガンいじりも難しい事がかなりありますが、ミニ四駆ってエアガンよりもパーツ一つ一つが小さかったり、求められる工作技術が高かったりします。
エアガンだとある程度大まかに加工してもサバゲーでの戦果に大きな影響はありませんが、ミニ四駆ではほんのわずかな加工のズレで簡単にコースアウトしたりします。
例えばネジの締めこみトルク。
ミニ四駆ではローラーやステーを適切な力で適切な位置に固定する事がかなり大切です。
締めこみ過ぎればローラーが滑らかに回らなかったりしますし、逆に緩ければ走行中に外れてしまったりします。
エアガンでもメカボックスなどの内部パーツは締めこみトルクに気を使って組みますが、ドットサイトやフォアグリップなどの外装パーツは「止まっていればいい」ので割と適当です。
単純なネジの締めこみトルク一つでメカボの精度はかなり変わるので、結構大切な要素だと思っています。
兄貴トルクレンチ大好き。
工具としては高額ではありますが、ミニ四駆とエアガンにオススメのトルクレンチはこちら。
M2(ミニ四駆のネジサイズ)〜M4程度のネジを均等に締め付ける事が出来ます。
また、切削作業も同様です。
ミニ四駆ではステーやタイヤを0.1mm単位で追い込んで削りますが、通常エアガンではそこまでの精度が求められるシーンがほとんどありません。
仕事などで人から預かったエアガンはかなり精密に加工していますが、これはミニ四駆をやっていたおかげで工具が揃っているから出来ている事でもあります。
ミニ四駆のおかげで細かい加工に慣れているのも大きいですね。
手前味噌ですが、私が加工したエアガンは精度が高いと評判なのもそのあたりから来ていると思います。
ターミナルの研磨やギア・モーターの慣らしなど、ミニ四駆では当たり前の事をエアガンにも落とし込んで作業しています。
私の周りでも、ミニ四駆をやるサバゲーマーさんは同様に精度の高いエアガンを組む方が多い印象です。
共通で使える工具
工具に関しても共通で使える物が多く、一部特殊工具を除いてエアガンのために新規で購入した工具はほとんどありません。
ドライバーやダイヤモンドヤスリなどの手工具はもちろん、リューターやボール盤もエアガンの加工で大活躍します。
ことリューターはエアガンいじりにおいてかなり重要で、ハンドガンのグリップの加工やスライド内部の研磨、インナーバレルの仕上げなど使うシーンは多いです。
切断したインナーバレルの仕上げ
持ってて良かったリューター。
また、ミニ四駆のキットに付属する青いチューブのグリス。
アレもメカボ内部の一部に使えるので非常に重宝しています。
つまり何が言いたいかと言うと、エアガンからミニ四駆、ミニ四駆からエアガンと趣味を増やしても工具の買い足しは必要最低限で済むという事です。
どうですか?素晴らしいでしょう?
さぁ、ミニ四駆もやりましょう。
実際に共通で使えてしまったもの
これはたまたまなんですが、本当に全く同じ部品が使えてしまった例があります。
それは皿ネジ。
ミニ四駆ではマシン下側に取り付けて出っ張りを無くしたりするのに使いますね。
この大変便利な皿ネジですが、エアガンにも使える箇所があります。それがこちら。
地味ッ!!
これはM4系列のマガジンキャッチボタンのネジです。
このネジ、実はミニ四駆のネジと同じ規格のM2ネジなんですね。
良く触る場所のネジなので、ミニ四駆用のステンレス皿ネジに変えておく事でサビ防止に効果があります。
また、粗雑な作りのネジが多い海外製エアガンなどでは、精密な作りのミニ四駆用ネジに変える事で大変気分が良いです。
それだけだけど。
私がたまたま見つけたのはこのネジだけですが、同様にM2規格のネジであればミニ四駆用が使えます。
また、微妙な隙間埋めや突起の形成、パーツの補強などにFRPやカーボンの端材が大変役に立ちます。
ミニ四駆と同様、こちらも接着の際にFRPの粉末を混ぜる事で大幅に強度を上げられますのでオススメ。
どれも地味ですが、両方の趣味を持っていたからこそ気付けた部分ではあると思います。