兄貴 is POWER

多趣味な兄貴の趣味紹介ブログ

色んな物の平面を出すのに100均の砥石が最強だった件


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。

久々のラノベタイトル風アイキャッチですね。



ミニ四駆にエアガン、バイク。

私は色んな趣味がある人間ですが、作業をしていると必要になってくるのが「平面出し」。

読んで字の如く、物体の平面を出す作業です。


物によって、平滑な面がキチンと出ていないと組み込んだ時スムーズに動かなかったり、変な隙間が出来てオイルが漏れたりします。


平らな面はちゃんと平らにしたい。


これがなかなか難しく、ダイヤモンドヤスリなどで頑張るんですけど手作業ではまぁ納得行く仕上がりにはならないんですよ。


今まで様々な道具を使ってみましたが、今回やっと答えが出た気がしたので記事にしてみました。


もうタイトルで答えは言ってますが、書いて行きましょう。



これまでの試行錯誤


とは言えここまでにたどり着くのにかなり色々と試したのも事実。


まず私が試したのは「バイスで対象物を固定して平形ヤスリで削る」といった古典的な手法。


まぁ、職人でもないと無理です。


なんとなくそれっぽい平面は出ますが、同じ作業を10年くらい続けないと納得の行く結果にはならなそう。


次に試したのは電気サンダー。



バイクのタンク塗装でもお世話になったコイツです。

結論から言うと、「大まかな面はいいけど細かい物は無理」と言ったところ。

無理と言うか、物より先に手が削れるんですよね。

これも熟練すれば別なのかも知れませんが、ちょっと今の私のレベルでは難しい。

そして電動なので音がうるさい。



どうしようか悩んでいたところに、ふと天から声が聞こえました(兄貴は正常です)。


???「アナログの力を信じるのです…」



あ、なるほど、砥石か。




砥石との出会い


とは言え砥石なんてモンハン以外では使った事もありません。

料理はしますが、包丁はセラミックですし。常に切れ味紫ゲージ。

なのでいきなり高級な物を買っても使いこなせない可能性が高いと判断し、いつもの100均で買って来ました。

それがこちら。



何故2個あるのかと言うのは後で説明しますが、この砥石の導入によって飛躍的に平面は出しやすくなりました。




使い方



もう見たままです。


砥石を平らなところに置き、水で濡らしながら平面を出したい物を擦り付けるだけ。


結構単純な作業ですが、力の入れ具合によって平面が傾いたりするので扱いにはそれなりに慣れが必要です。


しかしそれでもヤスリやサンダーを使うより簡単に平面が出せます。

加工物を自分で持つため、力の入れ方で削れ具合を調整出来るのがポイントです。


この砥石は砥石としてはかなり小さいですが、場所を取らないで済むのでかえって良かったかも。


表と裏で番手が違うので、荒削りから中仕上げまでこれ一つで作業出来ます。



デメリットと言うか、濡らしたらまずい物には使えないので、ものすごく万能と言う感じではありません。

しかしローコストで比較的高い精度の平面が出せるので、ミニ四駆やエアガン程度の加工なら非常にオススメです。



ついでに包丁も研げます。(研ぐ包丁ないけど)




なんで2個あるの?



砥石で平面を出すと言う事は、砥石そのものの平面が担保されてなければなりません。

砥石が曲がっていたり凹んでいたりすれば、いくら擦り付けてもその形にしかなりません。


なので、一回使うたびに砥石同士を擦り合わせ、平面を保つようにしています。


片方の砥石は作業用、もう片方は平面を保つメンテナンス用と言うわけです。


何が素晴らしいかと言えば、2つ買っても¥200で済むと言うところ。(100均なので当たり前)

工具としては破格です。


なのでもしこの記事を読んで使ってみようと思った場合は2つセットでの購入がオススメです。

ちなみに私は近所のダ○ソーで購入しました。


この、「砥石同士を擦り合わせて平面を保つ」と言うのは本職の研ぎ師の方も行う作業のようです。

それだけ砥石側の平面がキチンとしてないと正確に研げないと言うことでしょう。




実際に使った例


ここで実際に砥石を使って作業した物をいくつか見てみましょう。


まずはミニ四駆用のフロントスキッドプレート。



このスキッドは2枚のカーボンプレートを張り合わせて作っていますが、それぞれのプレートと接する面は砥石で平面を出してから張り合わせています。

なるべく隙間をなくして接着する事により、高い強度を出しています。

そのおかげか、製作してからかなり経ちますが未だに壊れる気配がありません。


応用として、リアのブレーキステーのスポンジを貼る側を砥石で削る事で、平面出しと接着面を荒らして両面テープの食い付きを良くする事も出来ます。



次にハイキャパのスライド部の刻印消し作業。



これはハイキャパのマルイ純正刻印が気に入らなかったため行った作業です。

やり方としては刻印部に瞬間接着剤を流し込み、乾いたら削るだけです。

この時に砥石を使うとスライド自体の平面もキチンと出るため、全体的にシャープなシルエットになります。

あとはお好みで上から塗装してもいいと思います。

私は黒い瞬間接着剤を使って塗装せずに仕上げています。



一つあると何かと便利でオススメです。




と、こんな具合にミニ四駆でもエアガンでもかなり使えます。

単純に紙ヤスリを木などのブロックに貼り付けた物より長持ちするのもポイント。


非常にお手軽なので、お近くに売っているようであれば是非お試し下さい。オススメです。





今回はここまで。




最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!