ボール盤がやってきた
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
突然ですが、私は結婚しています。
特に隠すつもりも無かったんですが、特に既婚者アピールする必要も無かったので…。
何故急にこんな話をしたのかと言うと、我が家にボール盤がやってきたからです。
話は去年のクリスマスも差し迫ったある日の事。
突然かなり大きな箱が我が家へ送られて来ました。
中身を開けてみると卓上ボール盤が。
!?
そんな大きな電動工具、当然身に覚えがありませんから、私が買った物ではありません。
と言うか、家族(妻)の許可無しにそんなに大きな物を買ったら大変な事になります。
事情を知ってるかと思い妻に聞くと、私へのクリスマスプレゼントだと言います。
旦那へのクリスマスプレゼントにボール盤ってどんなチョイスだよ。
ありがとう妻、大事に使います。
さて、ボール盤がやって来た事により垂直に穴を開ける事に関してはこれまでと比べ物にならない精度が出せるようになりました。
素晴らしい。
では各部をレビューしたいと思います。
H&H 卓上ボール盤 レビュー
我が家に来たのはこのボール盤です。
H&H 卓上ボール盤 (HDP10B) |
数あるボール盤の中でもかなりお手頃価格なこのモデル。
型番はHDP10Bです。(露骨なSEO対策)
土台のサイズは18cm四方と非常にコンパクトで、家に置くにも邪魔になりにくいです。
ストロークが短かかったり、レバーの動きが少し渋かったり、さすがに業務用の高級機に比べれば精度が出なかったり色々あります。
が、このお値段と私の場合用途がミニ四駆のみなので全く問題ありません。
チャック部をより精度が高い物に交換すると性能が上がるようですが、今のところ純正で問題を感じていないのでこのまま使います。
ちなみにチャック部で掴める径は1〜10mmと、家で使うには困る事が少ない一般的な仕様です。
で、このボール盤の特徴ですが、いくつか挙げてみましょう。
作動音が静か
さすがに夜中にフルパワーで作動させたらご近所トラブル必至だと思いますが、低速で作動させる分には思ったより静かです。
ミニ四駆で使う際にはそんなに回転数を上げる事はありませんから、より大型のボール盤に比べて静かに作業する事が出来ると言えます。
集合住宅に住んでいる身としては大変ありがたいです。
回転数を無段階調整出来る
本体の右側にON-OFFスイッチを兼ねた速度調整ダイアルがあり、速度を無段階で調整出来ます。
ちょっとだけ速度を上げたい時やその逆の時に大変便利です。
自分の好きな回転数で作業出来るので、ストレスなく穴空け出来ます。
パワーはそれなり
あくまで家庭用ですから、業務用のボール盤ほどのパワーはありません。
しかし、その程々のパワーがかえってちょうど良く、ミニ四駆みたいな小さい物の加工には相性が良いと感じます。
通常の業務用ボール盤だと、余程強い抵抗がかからない限りは同じペースで回転し続けますが、このボール盤は加工すると回転がある程度落ちます。
これはつまり抑えつける力で回転を制御できると言う事であり、不意に加工物が回転に巻き込まれて危ない思いをする事が少ないと言えます。
普通だったらその程度のパワーでは満足に加工出来ない所ですが、ミニ四駆用としてはむしろ扱いやすく優秀です。
そんな訳で、ミニ四駆をやる上でいつかは欲しいと思っていたボール盤を家にお招きする事が出来ました。
これでマシンを組む時の精度が上がるはず。
夜に作業する事が多いので作動音をより静かにするため、ホームセンターでゴム板と集積材を購入。
ゴム板→集積材→ゴム板で重ねて接着し、土台として敷いてみました。
サイズはボール盤の土台が18cm四方なので19cm×19cmで作りました。
これで振動も減っていい感じです。
最後に、ミニ四駆の加工においてどんな所でボール盤を使うのかを簡単に。
①プレート類への穴開け
まずはこれ。
FRPやカーボンに新規で穴を開けたり、最初から開いてる穴を拡大する際にも使えます。
同じように皿ネジ加工をする際にもフリーハンドより真っ直ぐ加工する事が出来、精度の向上が期待出来ます。
②ホイールの貫通加工
次はこれですね。
フリーハンドで加工してもそんなに問題ありませんが、より高い精度で貫通加工が出来ます。
ただ、最初から歪んでいるホイールの場合はどちらにせよ真っ直ぐ貫通出来ないので、ホイールの選別そのものは避けられません。
③ホイールへのシャフト差し込み
垂直に物を下ろせるようになったので、ホイールにシャフトを差し込む際などにも使えます。
同じ要領でシャフトを抜き取る時にも使えますね。
また、同様にモーターへのピニオン差し込みにも使えますが、ぶっちゃけそれくらいはフリーハンドで十分だったりします。
④タイヤ・ホイールの真円加工
高い精度で回転してくれるので、タイヤやホイールの加工にも使えます。
タイヤに関してはミニタイヤサンダーが手元にあるのでそっちで加工しますが、ホイールはボール盤で加工してもいいかも知れません。
そんな感じで、これからのミニ四駆作りがかなり快適になりそうです。
もしまた工具を増やすなら、あとはベルトサンダーくらいでしょうか。
置けないけど。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた!