ネジが曲がってしまう人がやるべき3つの対策【ミニ四駆】
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
ミニ四駆って走行させているとネジが曲がっちゃうんですよね。(唐突)
特にフロントは受ける衝撃が大きいためか曲がりやすく、困ってしまいます。
曲がってしまうとローラーの角度がおかしな事になり、気付く前に普通のカーブでマグナムトルネード一直線です。
そんな訳で、今日はミニ四駆のネジの曲がり、特にフロント側に出来る対策についてお話します。
それでは書いて行きましょう。
なぜネジが曲がるのか
普通に走らせて、たまにコースアウトするだけでどうしてネジは曲がってしまうのか。
理由は簡単で、ネジの強度が足りないからです。
特にフロント側は長めのネジを立て、スタビなどを設置する事が多いためネジにかかる負荷が大きいようです。
リア側も長いネジでローラーを2段にする事が多いですが、ネジの両端でローラーが支えとなるため負荷が分散されるようです。
実際私もリア側のネジが曲がった経験はほとんどありません。
そんな訳で、特にフロント側は何かしらの対策をする必要があります。
具体的な対策
ではどうすればいいのか。
単純な話で丈夫なネジに交換すれば良いのですが、選択肢が3つ程あります。
それぞれメリットとデメリットがありますので、順番に説明します。
- キャップスクリューセット
タミヤミニ四駆 GP.454 2mmキャップスクリューセット(25mm・30mm)[15454] |
まずはキャップスクリューセット。
この商品はキット付属のネジやステンレスビスなどと比べて強度がかなり高いのですが、最大の特徴は+ネジではなく細い六角レンチを使う点。
六角レンチは商品に付属します。親切。
ちなみにレンチサイズは1.5mmで、無くしたり錆びてダメになったらホームセンターなどで入手出来ます。
また、先端にのみネジが切られており、切られていない部分はネジ部より若干太くなっています。
このおかげでローラー内部のベアリング等とのガタが少なく、回転性能向上に一役買います。
弱点は長さのバリエーションが25mmと30mmの2種類しかない事と、強度を高めるため鉄製なのでサビる事。
使わない時は薄くグリスを塗っておくとサビ止めになります。
万能に使える訳ではありませんが、フロントローラーのネジとしてはかなり優秀だと思います。
- 両ネジシャフト
AO-1024 2×38mm 両ネジ シャフト(4本)[タミヤ]《発売済・在庫品》 |
次に両ネジシャフトです。
こちらも非常に丈夫で、キャップスクリューと同じくネジが切られていない部分は若干太い仕様になっています。
長さの関係でフロントに使うには工夫が必要なのと、全長が一種類しかないのが弱点。
リアはもうこれ一択で良いと個人的には思っています。
フロントに使う場合は下側(短い方)のネジをどう処理するかがキモで、工具で切ったり削ったりしてネジの長さを調整してしまうのも手だと思います。
また、真ん中にナットがある関係でローラー位置を下げるにも工夫が必要です。
使い方に慣れが必要ですが、丈夫さは普通のネジと比べ物になりませんのでオススメ。
- モーターピン
タミヤ ミニ四駆用AOパーツ AO−1001 ◆FA‐130タイプノーマルモーター |
画像はノーマルモーター
強度で言うと最強なのがモーターピンです。
キットに付属する不要なノーマルモーターや、使っていて壊れてしまったモーターを分解して使います。
ローラーの取り付けやバンパーへの設置等、取扱いが非常に難しい上に、そもそもモーターの分解は特殊工具が無いと結構大変です。
しかし性能は折り紙付き。
扱いに慣れれば、これほど頼りになるローラー軸も無いでしょう。
見た目がシンプルでレーシーになるのも◎。
普通のネジでは満足出来なくなってしまったアナタに。
と、この3種類から選んで対策してもらえれば、随分ネジの曲がりは軽減出来るはずです。
それでも曲がってしまう、と言うか、これらが曲がる程の激しいコースアウトをしてしまう方はセッティングを一から見直した方がいいです。
モーターピンが曲がる程の衝撃となると、そもそもマシンも無事では済まないでしょう…。
「なんでネジすぐ曲がってしまうん?」とお悩みの方は、是非この3種類を試してみて下さい。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた!