ガルウィングダンパー Ver.2.1.0
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
私事ですが、突然私のiPhoneSEがまともに動かなくなってしまいました。
あと1年残ってるのに…。
記事の更新もままならない状態だったので、仕方なくiPhone8に機種変更して来ました。
おかげで今回の記事から若干画像が綺麗かも知れません。どうだろう…。
さて、私の新マシンに積んでみた「ガルウィングダンパー」ですが、前回からさらにアップデートしました。
大きな変更点はマスダンパー取付けアーム。
マスダンパーを前方に伸ばす形から後方へ伸ばす形に変更しました。
これは例のタミヤ特別レギュレーションの影響で、マスダンパー取付け位置が自由になった事を受けての変更です。
今までのレギュレーションではマスダンパーは前後ローラーの軸を結んだ線より内側へと取付けしなくてはいけませんでした。
今回のレギュレーション変更でその制限が無くなった事により、よりスムーズに動く位置へと改良した形です。
アーム先端は何ヶ所か取付け穴があり、細かなセッティング変更に対応出来るようにしました。
以前のバージョンでも何回か走行させたのですが、マスダンパー取付け位置制限の関係でスムーズに動く位置に取付け出来ていませんでした。
今回の変更でかなり良い動きを見せており、しばらくはこれで運用しようと思います。
アームが後方に伸びた事により軽めのダンパーの方が良い挙動を見せるようになり、全体的に重量が軽くなって速度も上がりました。ヤッタネ。
また、マスダンパーが自由に配置出来るようになったのでリアブレーキの上に少し大きめのマスダンパーを設置出来るようになりました。
現在はアジャストマスダンパーをブラスブラックで染めた物をセットしています。
残る問題は、やはりネジ一点止めの箇所が多いため全体的に強度不足な事。
通常に走行する分には問題ありませんが、コースアウトなどするとアームがネジ部分からズレてしまいます。
大体の位置は決まったので、強度確保のために接着剤で固めようかなと思っています。
また、左右アームを繋ぐブリッジもプラのパーツで弱いので、FRPまたはカーボンプレートで補強したいところです。
あとは様子を見て必要そうならアーム材をカーボンに置き換えて行っても良いかも知れません。
セッティングがきちんと固まり次第、何かしらの大会に参加してみたいと思っています。
マシンの速度は割と出ているので、あとは大会用にモーターの育成などしないとですね。
また、ダンパーに関係ないですがリアローラー取付けを両ネジシャフトからモーターピンに変更しました。
これは速度が出るようになった事でコースアウト時に両ネジシャフトでも曲がってしまうようになったためです。
作り方は簡単で、
①ローラーを取付けたい穴を3mmのドリルで拡張する
②ローラー用の真鍮スペーサーをネジロックや接着剤で固定する
③モーターピンをネジロックで固定する
④そのままモーターピンにローラーを固定する
これだけです。
モーターピンは強度も精度も素晴らしいのですが、扱いが少し難しく、上級者向けの部品でした。
プレートに2mmの穴を空け、そこにモーターピンを圧入するのですが、穴空け、圧入共に精度が求められるので大変なのです。
この方法を「ピン打ち」と言いますが、きちんとやるためにはボール盤が必要でした。
本来なら難しいピン打ちも、このスペーサーを使う方法なら割と簡単に出来てしまいます。
強度の点で若干不安が残りますが、ネジロックがしっかり乾くまで待てばそこそこの強度は出るようです。
ちなみに真鍮スペーサーの金色が気に入らなかったので私はブラスブラックで染めてしまいました。
さて、あとはその時のコースに合わせてタイヤやローラーを変えて行けば大丈夫なはずです。
繋ぎ目部分の強度がどうにもならなかった場合は大幅な構造変更が必要そうですね。
普通のヒクオじゃつまらないと言いつつ、ただのフロントヒクオになりつつあるのが面白いと言うか悲しい感じですが、それだけ優秀なんですよねヒクオ。
逆にそのうちヤフオクなどでよく見るマシンを丸々コピーして組んでみようかと思っています。
そんな感じで今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた!