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DTM や ら な い か


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



実の妹から

DTM興味あるから知りたい」

と言われたので、今回はDTM記事です(安直)


DTMと言っても、全てを語ると膨大な量になりますので「DTMとは」「必要なものは」と言う記事を今回は書こうと思います。




それでは書いて行きましょう。





DTMとは

DTMは、デスク・トップ・ミュージックの略で、早い話が「パソコンを使った音楽」の総称です。


実は和製英語で、アメリカなどでは
「computer music」
と呼ぶそうです。



昨今の音楽シーンにおけるDTMの普及率は非常に高いです。


テクノやトランスはもちろん、生演奏のバンドもCDにする際などにパソコンを使っている事が多く、今やDTMは無くてはならない存在となっています。


その名の通りパソコンを使うので、大きな画面で録音データの編集が出来るのもメリットの1つです。



様々なDTMソフトがリリースされており、価格も無料のものから10万円を超える高額なものまで、多種多様なソフトがあります。


どれも一長一短あり、得意なものがそれぞれ違うため複数のソフトを使う人もいます。






あ、それと最初に身も蓋もない話をしておくのですが、お持ちのパソコンがMacのアナタ。

又はこれからMacを買う予定のアナタ。


Macなアナタは、これから紹介する機材はマイクとヘッドフォン以外必要ありません。



理由は後ほどお話します。



DTMで「何」をしたいか

さて、早速オススメのDTMソフトは…と行きたい所ですが、先ほど言った通りDTMソフトは種類がたくさんあり、それぞれ得意不得意が異なります。


なので、一番初めに考えるべきは

自分はDTMで何をしたいのか



これによって選ぶソフトも変わりますし、必要な機材に関しても同様です。



いきなり何をしたいのか、なんて言われてもピンと来ないと思うので、いくつかDTMの利用例を挙げましょう。

  • 自分のバンドの曲を録音・編集したい
  • パーティピーポーな曲を作りたい
  • 既に存在する曲のリミックスをしたい
  • バイオリンやトランペットなど、クラシック楽器の録音をしたい
  • アレもしたい、コレもしたい、もっとしたいもっともっとしたい


さて、皆さんはどれが一番近いでしょうか。




それぞれ順番に必要な機材やソフトなどを説明します。



自分のバンドの曲を録音・編集したい


厳密にはどのようなジャンルのバンドなのかによって必要な機材が変わって来ますが、共通して必要な機材があります。


その名も

オーディオインターフェース



これは、エレキギターやベースやマイクとパソコンを繋ぐための中継地点です。


これが無いと録音が出来なくなってしまうので、ギターやベースを使うバンドならば必須アイテムと言えます。


このオーディオインターフェース、色々な会社から様々な機種が出ており、一番最初に悩むポイントでもあります。



ここが一番の落とし穴で、実はオーディオインターフェース価格と性能が比例しません。


そう、高ければ性能が良く、安いとそれなりな訳ではないのです。



あんまりこう言う事を言うブログじゃないので書くか迷ったのですが、よく
DTM初心者にオススメのオーディオインターフェース!」
みたいな記事に書かれている定番機種、値段の割に性能が酷いので個人的にオススメしません。



私がオススメするのはこちら。




フォーカスライト社のスカーレットシリーズです。


まず何と言っても値段がお安い。

そしてこの価格からは信じられない性能で、しかもなんとソフト付き!!


あれ、これにヘッドフォンとマイクがあれば他に買い物いらないのでは…。



そしてなんとコチラ!(甲高い声)



全部まとめたお買得パックもございます!!!!




あっ、機材の紹介終わっちゃった…。



そうなのです、ぶっちゃけ本当にこれだけあればなんとでもなってしまいます。

すごいパッケージだと思います。




ちなみにスカーレットシリーズですが、値段が上がると機能が増えて行き、同時に録音出来る数が増えたり、キーボードを接続出来るようになったりします。


しかし、機能面以外の音質などは高いモデルも安いモデルも同じです。


つまり、一番安いモデルにも高いモデルと同じだけの品質を持たせてあるのですね。


なんと素晴らしい。


バンドマン諸君はこれがあれば自宅でのレコーディングが高品質に出来るようになります。


イチオシ。



EDMでパリピな曲を作りたい

お次は打ち込み系です。


トランスやテクノなどのダンスミュージックでは、生演奏をしない限りオーディオインターフェースは必要ありません。

代わりに必要と言うか、あると操作性が段違いになるのがMIDIキーボードです。




こちらのキーボードがコンパクトでオススメ。

机の上で邪魔になりません。



ちなみに私も使っています。



このMIDIキーボードがあるのとないのでは操作の快適度合いが雲泥の差なので、ぜひ一つ入手する事をオススメします。




で、肝心のDTMソフトについてです。


ソフト上でシンセサイザーを鳴らして打ち込むEDM系のジャンルでは、ソフト選びはかなり慎重に行う必要があります。


何故かと言うと、選んだソフトによって鳴らせるシンセサイザーの種類が違うからです。


どんなソフトを買っても自分の好みの音色が必ず入っている訳ではありません。




DTM系の商品を扱っている楽器屋さんなどが近くにあれば試す事も出来ます。

そうでない場合は必ずyoutubeなどでメーカーさんが出している試聴用動画を見るようにしてみて下さい。


そうすると、多少なりともどんな音が出せるのかと言う傾向がつかめます。


自分が気になったソフトの名前で検索すれば、それを使っているユーザーさんの動画などにも出会える事があり、非常に参考になるのでよくチェックして下さい。



ちなみに先ほど紹介したキーボードもそうですが、最近はキーボードなどの機材を買うと、付属でDTMソフトが一緒に入っている事が多いです。


まずは無理に買わず、付属のソフトを使ってみてから決めるのもアリです。




既に存在する曲のリミックスをしたい

曲のリミックスをしたい場合、無料のDTMソフトでも出来ますし、そう言う意味で必要な機材はヘッドフォンとソフトくらいだと言えます。


しかし、ソフトに入っている物だけだと足りなくなって来るのが音源です。


曲に様々なフィルターをかけたり、シンセサイザーを足したりしているとかなりの数の音色を使う事になります。


この音色がたくさん入っているのが音源です。


例えばこんなのです。




お値段が結構しますので、最初はソフトに入っている音源で問題ありません。

それで物足りなくなった時に検討してみて下さい。


これも先程のDTMソフトと同じく、良く調べて買った方がいいです。

紹介したソフトタイプの物もあれば、実際に音源が入っている筐体型のハードタイプまで様々です。

当然音源によって入っている音が違うので、自分の欲しい物を良くリサーチして購入すると良いでしょう。



また、やはりMIDIキーボードはあった方が圧倒的に便利です。




バイオリンやトランペットなど、クラシック楽器の録音をしたい

これが一番ハードルが高いです。


機材的には、それぞれの楽器に合ったマイクとオーディオインターフェース、録音に使うソフトがあれば大丈夫です。


問題は音を出せる場所。


レンタルスタジオやカラオケなどでいいんですが、スタジオまで録音機材一式を持って行くのは大変です。


そこで、

スタジオやカラオケなどで音だけ録音し、編集をDTMソフトで行う

と言う手法にするとグッと楽になります。



と、言う訳で私より最近のレコーダーに詳しいTJ君にオススメのレコーダーを聞いてきました。




タスカムと言う音楽機材メーカーさんの商品で、通常のボイスレコーダーよりも楽器向けに作られている物です。


大音量に対応した高品質のマイクが2つ装着されています。

さらに楽器向けらしい機能として、


・重ね録音を可能とする非破壊オーバーダビング機能

・ボーカルや楽器演奏をきれいに響かせるリバーブエフェクト搭載

・自身の演奏録音に便利なセルフタイマー録音機能

など、至れり尽くせりの高機能です。


リバーブとは音の響きに奥行きを加えるような感じで、カラオケなどのエコーみたいなイメージです。

ほんのすこしリバーブをかけてやると、まるで広いホールで録音したような音になります。





もう一つのオススメ商品がこちら。


[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

ZOOM iQ6【p5】
価格:7128円(税込、送料無料) (2017/9/28時点)



こちらはiPhoneを本体として、高性能マイクでの録音を可能にする商品です。


ライトニングコネクタにマイクを差して、無料でダウンロード出来る専用アプリで録音。

その場でネットにアップする事も出来るアイデア商品ですね。


音質は割と良いようで、iPhoneを本体として使うので手軽に録音出来るのが強みです。




こういった製品でスタジオなどで録音し、そのデータをDTMソフトを使ってパソコン上で編集する事で音のクオリティを上げる事が出来ます。


吹奏楽部やジャズバンドの音を録音し、全体のバランス調整などの編集をしてもいいと思います。



スペシャルサンクス TJ



なぜMacには必要ないのか


さて、色々ご紹介しましたが、最初に言った通りMacではヘッドフォンとマイク以外は何も必要ありません。


なぜかと言うと、Mac本体のマイクジャックがそのままオーディオインターフェースの機能を持っており、そしてMacには最初からGarageBandと言うDTMソフトが入っているからです。


つまり、ギターやベースはそのまま繋げば録音出来ますし(変換アダプターは必要)、その録音用のソフトも最初から入っているのです。

そしてGarageBandには文字用キーボードを仮想MIDIキーボードとして使う機能がありますので、とりあえずはキーボード無しでも使えてしまいます。



「とりあえずDTM触ってみたい、ギターを録音してみたい。」


そんな方は特に何も必要とせずに始められてしまうので、まずはやってみると良いと思います。



もちろん、オーディオインターフェースやMIDIキーボードを繋ぐ事も出来ますし、繋いだ方が便利で高機能なのは間違いありません。


とりあえずは何もなくても出来るよ、と言うお話でした。






さてさて、だいぶブワっと書いてしまいましたが、やはりDTM関係は記事にするのが難しいですね。おのれ妹め


もう少し詳細に書きたい部分もあるので、また記事が書けたらDTMに関してもお話したいと思います。



それでは本日はここまで。



最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!