TJ君のAKを短くしたお話
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
最近すっかり暖かくなってサバゲーと花粉の良いシーズンですね。
私自身はそんなにでもないですが、嫁の鼻がスパーキングしていて大変そうです。
さてさて、以前こんな記事を書きました。
この一件以来すっかり沼に落ちてくれた例の友人TJ君。
私は
「沼には引きずり込むが、その後の快適な沼の泳ぎ方までしっかり面倒を見る」
のをポリシーにしています。
TJ君のブログはこちら↓
そんな彼とインドアサバゲーに行った事がありました。
彼はもちろん自分のAKを持ってきた訳ですが、バリケードだらけのインドアでカービンサイズのアサルトライフルは取り回しが悪かったようです。
彼は結局ほとんど自前のAKは使わず、私が貸したハンドガンで戦ってました。
(案の定)後日彼から相談を受けます。
TJ「兄貴、AKをもうちょっと短く出来ないかな?取り回しが悪くてつらい」
私「おう、そう言うと思ってもうパーツ用意してあるぜ」
TJ「なにそれこわい」
兄貴(@ANIKI_hateblo )にサバゲーの相談すると秒で返ってくるしやりたいと思ってたカスタムも「そういうと思ってすでに用意してある」とか言って来てとても怖い。
— TJ883N (@tj883n) 2018年3月12日
そんな訳で今回はTJ君のAKを短くして行きましょう。
AKを短くするには
私もレンタル用でAKを持っています。
こんなの。
たまに記事に登場してますね。
で、このAKなんですがベースに東京マルイのAK47 βスペツナズを使っています。
こんなの。
東京マルイ・AK47 ヴェータ・スペツナズ 電動ガン スタンダードタイプ
スタンダードなAK47をものすごく縮めたような形をしているモデルです。
フィールドのレンタルとして良く採用されている事から分かる通り非常に頑丈で、ベテランはもちろん、初心者にも扱いやすい電動ガンの1つです。
もともと縁あって私の手元に来たモデルですが、色々いじって今は見る影も無くなっています。
で、このモデルなんですが、ハンドガードから先のフロントサイトやマズルの部分がスタンダードなAKに比べて非常に短いんです。
TJ君のノーマルAKと比べるとこんな感じ。
サイレンサーを着けていてなお、ノーマルAKより短い事がお分かり頂けるでしょうか。
今回はこのβスペツナズとノーマルAKのフロント部を交換する形で、TJ君のAKを短くして行きます。
AK二丁の分解
そんな訳で早速二丁とも必要な部分をバラして行きます。
今回必要な道具はプラスドライバーのみ。
ミニ四駆で使う#1規格、細めの軸だと作業しやすいです。
まずは私のAKのフロント部をバラします。
マズル下部のネジを外します。
前方にそのまま引き抜くとマズルとフロントサイトが一体になったパーツが外れます。
そのまま同じようにハンドガードも外します。
次に、背中の部分のカバーを外してチャージングハンドルを引きながら画像の赤丸の部分、ポップアップの調整レバー部のネジを外します。
非常に小さく短いネジと、同じく小さいパーツが外れますので失くさないように注意!
そうしたら上方の端っこにある小さなネジを外します。
これも非常に小さいネジですね。
そうしたら、チャージングハンドルから伸びて引っかかっている金属の丸棒を外します。
前方向に引っ張って外す感じ。
全部外したら、後ろ斜め上に引っ張るとチャージングハンドルごと上部のパーツが外れます。
銃下部のマガジンハウジング内にあるネジ2本と、その前方にあるネジ2本を外します。
チャンバーが引っかからないようにバレル全体を前方に抜きます。
ちょっと上にやりつつ前に抜く感じで。
これでバレルユニットが外れました。
バレルユニットを外す時は配線に注意しましょう。
あまり雑に抜くと最悪断線します。
同じようにスタンダードAKも分解します。
スタンダードAKの場合はまずフロントサイト下部のネジを外し、フロントサイトを前方に引き抜きます。
次にガスチューブも下部にあるネジを外して同様に引き抜きます。
この時、くっついているスリングスイベルが一緒に外れますので失くさないようにしましょう。
あとは先程のβスペツナズと同じ工程で分解出来ます。
フロントパーツの交換
分解出来たら後はバレルユニットごとフロントパーツを交換すれば完了です。
組み立ては逆の手順で行いましょう。
慣れると分解・組み立て共にAKは非常にやりやすい部類です。
今回は二丁バラして30分かからなかったくらい。
そして交換した姿がこちら!
短ぇ…。
これは取り回し抜群でしょう。
フロント部のアップがこちら。
うむ、いい感じだ!(`・ω・´)
クリンコフのようなAK47のような、なんだか素敵なAKになりました。
あとはTJ君に好きなハイダーを別途購入してもらい、取り付ければOK。
もちろん取り回しを最優先にするならそのままでも動作には問題ありません。
うーん、なんだか可愛くていいぞこのAK。
βスペツナズにノーマルハンドガードをつける
そうそう、余談ではありますがβスペツナズにノーマルサイズのハンドガードを取り付ける方法を簡単に説明します。
普通にノーマルのβスペツナズにノーマルサイズのハンドガードを取り付けようとしても、色々長さが足りずに合いません。
必要になるのはノーマルAKのバレル上部にある六角材。
パーツリストにあるコレです。
部品番号で言うと「AK-15」
これを入手して下さい。
パーツリストはPDFファイルが東京マルイのHPから無料で入手出来ます。
マルイに注文しても良いですし、オークションで落札しても良いと思います。
私はオークションで入手しました。
道具は金ノコとドリルが必要になります。
で、このノーマル AKの六角材を最初に付いてる短い六角材と交換します。
そうしたら、取り付け基部から長さ85〜90mmくらいの所でカットします。
ハミ出ている六角材の長さをだいたい90mmにするって意味ですね。
結構硬い金属なので、頑張って切断して下さい。
金ノコは100均でも入手出来ます。
次にアウターバレルを加工します。
最初に横穴が空いている場所から、50mmくらいの所にφ5の穴を開けます。(穴の中心から中心までの距離)
本体に固定する位置を前方にずらしてやるわけです。
こうすると、βスペツナズでもノーマルのハンドガードを利用出来るようになります。
ちなみに、短くしたAKはTJ君が「なんか違う」と言ったので元に戻しました。(オチ)
さて、いかがだったでしょうか。
複雑な手順のように見えますが、やってみるとどれも割と簡単に出来てしまう作業です。
AKは構造がシンプル故に改造しやすく、それだけ簡単に沼に落ちます。
沼に落ちるのはとても楽しいので是非どうぞ!(雑な締め)
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた!