エアガンの取り扱い6箇条
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
サバゲーで使う各種エアガン。
「武器」としての殺傷能力こそ無いものの、目に当たれば最悪失明し前歯に当たれば歯が欠けてしまうと言った具合に「凶器」にはなり得てしまいます。
皆さんは安全な取り扱いを心がけている事と思いますが、今回は今一度「安全なエアガンの取り扱い」についておさらいしてみたいと思います。
それでは書いて行きましょう。
安全な取り扱いとは
そもそもエアガンとは実際に存在する「武器」としての銃を元に作られています。
エアガンと実銃では威力こそ違いますが、形が同じである以上、取り扱いの意識としては実銃の取り扱いをお手本にすべきと考えます。
殺傷能力がある実銃と同じ取り扱い方法で管理すれば、エアガンをより安全に運用する事が出来るためです。
今回の記事では、実銃の取り扱い+エアガン独自の項目を加えた物で取り扱いの仕方を解説して行きます。
①携帯中は必ず見えないように収納する
まず第一に外に持ち運ぶ時のお話。
サバゲーやシューティングレンジに行く際は、必ず外から見て銃だと分からないように持ち運んで下さい。
銃と言うのは「武器」です。
エアガンを良く知らない一般の方からすれば実銃もエアガンも見た目には変わらない訳で、もしエアガンをそのまま持ち歩けば通報待った無しでしょう。
それだけ「銃」と言う物が恐怖の対象であり、人々に不安を与える存在だと言えます。
不必要に周りの方に不安を与えないためにも、必ずガンケースやリュックなどに収納して持ち歩きましょう。
また付随する事柄として、サバゲーの行きや帰りに迷彩服のまま出歩かないようにして下さい。
これもエアガンをそのまま持ち歩かないのと同じで、一般の方に余計な不安を感じさせないためのマナーです。
②必ず先にゴーグルをする
自宅内であれサバゲーフィールドであれ、エアガンを触る際はまず先にゴーグルをしましょう。
18歳以上用のエアガンは高い威力を持ちます。
直撃すれば目や歯に重大な損傷を与えるだけのパワーがあり、しかしそれを発射するためにはほとんど力を必要としません。
ちょっとしたきっかけで暴発する可能性を考え、銃より先に必ずゴーグルをかけるようにして下さい。
当然、遊び終わるまではゴーグルは外さないでおきましょう。
③常に弾が入っている物として取り扱う
エアガンはもちろん、実銃でもマガジンを抜いても銃本体の中に弾が残っている事があります。
特に電動ガンでは顕著で、マガジンを抜いても2〜3発本体に残る事が多いです。
これは構造上仕方ない事であり欠陥ではありません。
この事から、確認を良くしていても実は中に弾が残っており、不意に暴発する可能性が無いわけではありません。
ライフルであれハンドガンであれ、銃には常に弾が入っているものとして慎重に取り扱いましょう。
④撃つまでは必ずマガジンを抜く
先程の話と似たような事柄ですが、実際にエアガンを撃つまでは本体にマガジンを入れてはいけません。
弾やガスが入っていなくとも、確認不足から暴発の可能性を否定出来ないからです。
それでなくても電動ガンなどは本体に弾が残りやすく、何かのはずみで暴発しないとも限りません。
安全上の理由からサバゲーフィールドなどではセーフティエリアでのマガジン挿入は禁止の所がほとんどです。
弾が抜ききれていない可能性があるため、セーフティでは空撃ちもしてはいけません。
万が一弾が入っていて発射されてしまった場合、銃口の先にあるのは他の人の目かも知れないのです。
また、フィールドアウトする時はマガジンを抜き、設置されている「弾抜き用箱(ドラム缶)」に向けて何発か空撃ちするようにします。
家で保管する際などでもマガジンと銃は必ず分けて保管するようにしましょう。
理想を言えば、ハンドガンはホールドオープンした状態で保管すればより安全です。
⑤発砲する瞬間までトリガーに指を掛けない
これも大原則です。
サバゲーのゲーム中でも、接敵するまではトリガーに指を掛けてはいけません。
ではどうするか。
単純な話で、人差し指を真っ直ぐにしておけば大丈夫です。
こんな感じ。
画像ではハンドガンですが、ライフルでも同じようにして下さい。
実際の軍隊でも教わる方法で、これも不意に暴発する事を防ぐために行います。
フィールド内でも常にこの状態で携行し、接敵して撃つその瞬間にようやくトリガーに指を掛けます。
常にこの形をキープするように心掛けて下さい。
また、合わせて発砲するまでは銃本体にセイフティを掛けておくようにしましょう。
⑥撃つ時は必ず周囲の確認をする
サバゲーや家で的撃ちなんかをする時には必ず周囲の確認をしましょう。
的の方向も気を付ける事はもちろん、弾が跳ね返ってくるであろう付近も確認するようにして下さい。
無関係の人がいる可能性もそうですが、壊れて困る物が近くにある場合、もしかしたら跳弾が当たって悲惨な事になるかも知れないからです。
また、銃口の向きにも気を付けて下さい。
これは撃つ時の話ではなく、撃つ前や後の取り扱いの話です。
銃口管理(マズルコンシャス)なんて呼んだりしますが、不意に他の人などに銃口が向かないように常に気を配るようにしましょう。
エアガンと言えど、誰だって銃口を向けられたら良い気持ちはしません。
フィールドでの持ち運び時も銃口は常に上か下に向けておきます。
こうすれば万が一暴発してしまっても被害が出にくいからです。
銃口上向きを「ハイレディ」、下向きを「ローレディ」と呼びます。
どちらでも構わないので、自分でやってみてしっくり来る方を採用しましょう。
さていかがだったでしょうか。
皆さんに是非意識してもらいたい事なので硬い口調になってしまいましたが、良く読んで心掛けてもらえたらと思います。
雑な取り扱いをした結果、エアガンに対する規制が今より厳しくなる可能性も考えられますので慎重に取り扱って頂けたら嬉しいです。
特に銃口管理はベテランの方でも完璧にするのは難しいです。
私も不意な瞬間に人に銃口が向いてしまう事があるので気をつけるようにしています。
普通から意識する事で、少しでも不慮の事故が防げたらいいなと思っています。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた!