中空ペラタイヤを作ろう!
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
非常に優秀な走行性能を誇り、使用率の高いペラタイヤ。
使ってみたいなーと思っても、中々作るのは大変です。
しかし、実は比較的簡単にペラタイヤを作る方法もあるんです。
その名も「中空ペラタイヤ」。
そんな訳で、今回は非常に簡単に作れてしまうこのタイヤについてのお話です。
それでは書いて行きましょう。
中空ペラタイヤとは
こんなパーツがあります。
タミヤ ミニ四駆グレードアップパーツ GP239 中空ゴム小径タイヤ(ホイール付)(W0075) |
これは「中空タイヤ」と言って、簡単に言えば「タイヤの外側の皮だけ」みたいなタイヤです。
本来ならこのまま付属の専用ホイールとセットで使うのですが、いかんせん径が小さい事とタイヤ幅が広い事で若干使いにくいパーツです。
しかし素材としては優秀なタイヤで、このパーツを使う事で簡単にペラタイヤが作れてしまうのです。
また、通常通りハーフペラタイヤを作った際のダミータイヤもほぼ同様の工程で作れてしまいます。
それでは早速作業して行きましょう。
必要なもの
・中空ゴムタイヤ×2セット
・10mm幅のマスキングテープ
・デザインナイフ又は鋭角カッター
・リューター又はワークマシン
・真っ直ぐなシャフト
中空ゴムタイヤは2個1セットなので、4輪分作るためには2セット必要になります。
タイヤをカットするのでカッターと回転させる物も用意しましょう。
また、ブレるとキレイに作れないので真っ直ぐなシャフトも準備しておきます。
10mm幅のマスキングテープは目印に使う物ですので、10mm幅で色付きであればマスキングテープじゃなくても大丈夫です。
早速作業して行きましょう。
中空ペラタイヤ 作り方
まずは説明書の通りにタイヤとホイールを1セット組み立てます。
タイヤの真ん中辺りにゴムの形成痕があるので、それを目安にタイヤの真ん中に10mm幅のテープを巻きます。
シャフトに取り付け、リューターかワークマシンにセットします。
あとは目印のテープをガイドに、回転させながらカットすれば完成。
タイヤが半端に切れ残ってしまった場合はニッパーなどでカットします。
このまま大径ホイールに装着し、幅を半分にカットすればダミータイヤが作れます。
これで作業完了です。
あら簡単。
と、ここで終わりにはしません。
実はここまではネットで良く見られる情報と同じ作業です。
中空ペラタイヤ、作りやすいのはいいんですが実は大きな欠点があったりします。
それは、素材のタイヤ由来のグリップの高さ。
中空ゴムタイヤは柔らかい素材で出来ています。
それがそのまま加工しやすさに繋がってはいるのですが、柔らかいが故にグリップも非常に高いのです。
ミニ四駆では、高いグリップはコーナリング速度低下の原因となってしまいます。
これをなんとかしたい。
なんとかしましょう。
グリップ高い問題 対策
とは言え実は簡単に対策出来てしまいます。
その対策とは縮みタイヤ加工をする事。
以前にも簡単に紹介しましたが、やり方はこうです。
①加工したタイヤを密閉出来るビンなどに入れる
②ライターオイルをタイヤが浸かるまで入れる
③フタをして2〜3日そのまま放置
④取り出して2〜3日干す
これだけです。
これで適度にグリップが落ちます。
また、多少サイズも小さくなるので使えるホイールが増えるのもポイント。
これで「縮み中空ペラタイヤ」の完成です。
もともと普通のペラタイヤより厚みが薄いため耐久性は低いです。
加工は簡単なので、作る時はまとめて作っておくとすぐ交換出来て便利です。
タイヤそのものの厚みがかなり薄いので、ホイールに装着する時はホイールのリブを取った物を使用しましょう。
前回の記事でリブを取ったホイールに装着するとこんな感じです。
通常のペラタイヤと比べると如何に薄いかが良く分かると思います。
スーパーハードタイヤなどのペラタイヤに比べ、縮み加工をしてもグリップが高めになってしまう点と耐久性が低い事がネックです。
また、厚みが薄いためホイールのリブ取りが必須な事、縮ませてもサイズが大きい事によって小径ホイールには装着出来ないのもマイナスですね。
しかし加工が難しいペラタイヤも、この方法なら割と簡単に作れます。
必要な道具も少なく、お手軽な部類の改造だと思います。
ペラタイヤが気になっていたけど自分で作るのは難しそう、なんて思っていた方は是非試してみて下さい。
ノーマルタイヤからは格段に性能が上がりますのでオススメです。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた!
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