兄貴 is POWER

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ローラーを染めてみた


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。


メリークリスマス!





さてクリスマスに関係なく今回もミニ四駆記事です。






ミニ四駆を組む時、私が一番こだわるポイントがあります。


それは「速さ」でも「安定感」でもなく、「カッコいいかどうか」。


カッコいいのは正義なのです。



で、個人的にカッコいいマシンを作る時のポイントだと思っているのが色のトータルバランスです。


ボディとシャーシ、ホイールもそうですがやはりローラーの色合いもなるべく揃えたい。


最初から色違いのローラーを買ったり、業者にアルマイトを依頼したりするのももちろんアリなんですが、全部やってたら破産してしまいます。


そんな訳で、今回は自分で染めてみようと思います。



果たして上手く行くのか…!




それでは書いて行きましょう。



今回の犠牲者


今回はリアローラーの定番であり、歪んでお亡くなりになる事の多い19mmプラリンを染めます。


消耗率の高いコイツを上手く染められれば、今後のミニ四駆ライフも随分快適になる事でしょう。


実験も兼ねて手持ちとしては古い、しかし歪まず生き残ったヤツらを使います。



先日ファイターマグナムを組んだ時に使った物ですね。


早速犠牲になって頂きましょう。


必要なもの


まずはリング部分から染めましょう。


正直あの青いリングさえどうにかなれば随分マシだと思うんですよね。


リング部分を染めるのに使うのはこちら。





本来は布を染める染料ですね。

アマゾンでも¥500程で入手出来ます。


これでプラリング部分を染めます。


染める際に鍋を使うので、100均などで作業用鍋を用意すると良いと思います。




また、今回はローラー本体も染めちゃいましょう。

本体はアルミですから、アルミ用の染め液を使います。


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エアガンの金属パーツでもお世話になるコイツ。

これで染めてみます。


しかし注意点が一つ。

この薬品、ものすごい劇物です。


使用の際は必ず手袋とマスク、保護メガネを着用して下さい。




それでは作業して行きます。



下準備


まずはローラーからベアリングを外して行きます。


2mmキャップボルトか両ネジシャフトに

アルミスペーサー→ローラー→カウンターギヤ→ナット

の順で入れて行きます。

そのまま締め込んで行けばベアリングを外す事が出来ます。



取り付ける時は逆の手順で締め込むと装着出来ます。


普通のネジでも作業出来ますが、キャップボルトや両ネジシャフトだとネジ頭を舐めずに出来て快適なのでオススメ。


染める全てのローラーのベアリングを外したら、ローラーのアルミ部分を磨いて行きます。


私の場合はリューターで作業します。

綿棒にピカールでも出来ると思います。


磨き終わったらパーツクリーナーやジッポオイルで洗浄と脱脂をしておきます。




プラリング部分だけ染めたい場合は、磨き→洗浄・脱脂の工程を省いて下さい。



これで準備出来ました。




プラリング 染め

先日の実家の引越しの際に「いらないから捨てる」と言っていた鍋をもらっておいたので、これを使いまs

なんだこのネコは




今回はローラー4つなので染め液も少な目でいいと思います。

コップ一杯の水と、染料は…適当でいいか…(雑な作業)


だいたい大さじ一杯くらいブチ込みます。


(とても地味な写真)


で、沸騰させないように弱火でコトコト煮込んで行きます。



だんだん染まって来ました。



そのまま割り箸でかき混ぜながら15分程。

時々様子を見ながら、染まっているようなら引き上げます。



あとは水洗いして出来上がり。



おお、黒くなった!



これでひとまずリング編は成功です。



ローラー本体部分 染め

さて、次は本体部分。


何度も言いますが、劇薬なので取り扱い注意です。


まずはゴム手袋とマスク、メガネなどを装備します。



古い歯ブラシでローラーに薬液を擦り付けて行き、黒く染まったら水洗いします。

(危険なので作業中の画像なし)



おお、黒くなった!!(2回目)



表面がツヤ消しの黒になるようですね。


で、ここからまたリューターで表面を磨きます。

そうすると少しツヤが出て、染まりきってない部分が少し退色するのでまた染める工程に戻ります。



何回か繰り返すとこうなります。



しっかり黒に染まりましたね。

やはり若干ツヤ消し気味に仕上がるので、好みが分かれそうです。

個人的には渋くて素敵だと思います。




今回は実験でしたが、これでアルミ製パーツは黒く染められる事が分かったので色々遊べそうです。

色が剥がれて来てしまった黒アルミ二段ローラーの補修なんかにも使えそうですね。




ちなみに何回か染め作業を繰り返す時は都度ゴム手袋を交換する事をオススメします。

薬液が強酸性なので、何回も触れていると溶ける恐れがあります。(恐ろしい…)




取り扱い注意につき人には勧めづらいですが、やってて楽しかったです。


原液があれば何回も繰り返し使えますし、プラリングの方の染め液はそのまま取っておけばしばらく使えそうなので、色々染めてみたいと思います。




今回はここまで。



最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!