兄貴のサンダーバード(`・ω・´)
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
前回は案の定まとまりのない記事になりました。(愛が深過ぎるのだ…)
なんとなく大体どんな感じのベースなのかは伝わったと思います。伝われ。
さらに細かい話などはウィキペディアで見て頂くとして、今回は私個人が所有するメインのサンダーバードについてのお話です。
誰も得しない感がハンパないですが、どんな仕様にしているのか、詳細を書いて行こうと思います。
純正からの変更点
使い始めて10年を超え、かなりオリジナルから変更を加えています。
先に結論を言うと、ベース本体の木材とピックアップ以外は全て変更しています。
それぞれ詳しく解説しましょう。
ナット
前回の記事でも触れましたが、純正のプラスチック製ナットが割れて飛んだので、牛骨に変更しています。
以前使っていたエピフォンのサンダーバードはナットを真鍮製に変えていて、今回も真鍮にしようかと思ったのですが、工房の方に
「一回ちゃんとした牛骨で作ると、真鍮よりナチュラルでいい音になるかも知れませんよ」
と言われたため試しに牛骨にしてみました。
結果は工房の方の目論見通りで、欲しかった音が手に入ったので気に入ってそのまま使い続けています。
確か価格は¥5,000程。
ナットの値段としては普通ですね。職人さんに作ってもらったと考えるとむしろ安い部類だと思います。
かなりしっかりした作りで気に入ってます。
ペグ
純正のグローバー製ペグも精度は悪くなく、チューニングは割と安定していました。
しかしちょっと重い。
もっと軽いペグにしたくて、最初に考えていたのは我らが誇るメイドインジャパンのGOTOH製ペグ。
精度抜群で、更なるチューニングの安定が狙える高品質なペグです。
しかし、よく調べてみると純正とそんなに重量が変わらず。
それでは意味がないので、こっちにしてみました。
アメリカのヒップショット社製「ウルトラライト ベースペグ」です。
その名の通りかなり軽量で、精度も悪くありません。
小型のペグながらオープンタイプなのでメンテナンスも楽です。
サンダーバードに無加工で取り付け出来ます。
でもこれだけじゃ面白くない。
当時セッションによく参加していた事もあり、面白い上に便利そうなコイツを採用。
ヒップショットのHE6Y-3/8と言うモデルです。種類としては「ベースエクステンダー」と言う名前になるようです。
デザインは他の3つのペグと同じですが、何やら怪しいレバーが。
そう、このペグはレバーを倒すとダウンチューニング出来るのです。
細かい設定をあらかじめしておけば、レバーを倒すだけでドロップDに。これは便利。
セッションで大活躍です。
思いのほかチューニングの安定への悪影響はなく、付けて良かったパーツですね。
ブリッジ
ギブソン系ベースの純正ブリッジ、実は結構ダメな子で、細かい調整が大変やりづらいです。
弦ごとに弦高を調整出来なかったり、弦を外すたびに本体もコマも外れてしまったり、オクターブ調整が非常にやりづらかったりと…。
純正オリジナル状態へのこだわりが全くない私としては、買って真っ先に変えたい部品がブリッジでした。
しかし購入当初は無改造でサンダーバードに取り付け出来るブリッジが無く、流石に本体に手を加えてまで交換するのもちょっと…と思っていました。
しかしある日、たまたまネットでこのブリッジを発見します。
あっ!探してたのはこんなのだ!
またしてもヒップショット。私は回し者か何かか。
このブリッジならば無改造でサンダーバードに乗せられる上に細かい調整がやりやすくなります。
すぐに飛び付いて交換。使いやすく、副作用として音のヌケも良くなりました。
ボディと接触する面積が大きくなったのがヌケの良さに繋がっている感じがします。
問題だった弦交換やオクターブ調整も簡単になり、大満足の買い物でした。
ついでに弦間ピッチまで調整できるすごいヤツです。
ただし、アメリカ製品のため各ネジはインチ規格です。似たサイズのミリ規格六角レンチで回そうとすると舐めるのでご注意を。
自作フィンガーレスト
ナット用の牛骨材を買って来て、自分で削ってフィンガーレストを作りました。
固定は本体にネジ止め。
私にとってジャストな位置に設置してるので、もしかしたら私以外の人が弾くと弾きづらいなんて事もあるかも知れないですね。
ナット材そのものは案外安いので、市販品より自分に合ったフィンガーレストが欲しい方は自作に挑戦されても良いと思います。
単純に作るのが楽しかったのもあります。
あとは中身の部品であるポットとコンデンサーも単純に壊れたため純正から変更しています。
コンデンサーは定番のオレンジドロップ、ポットも安定のCTS製です。
ポットは当たり前にインチ規格です。インチは滅びろ。
写真は地味なので無し
一応純正のポットには、ギブソンのロゴが刻印されています。見えないからどうでもいいとか言わないで。
こんな感じですね。
だいぶ色々交換してあり、万が一売ったとしても大した金額にならないでしょう。
交換した純正パーツたちはヤフオクの彼方へと旅立ちました。
もうあとはピックアップぐらいしか交換する場所がありませんが、今のところは満足しているのでおそらくこのままです。
そのうち環境が整えば紹介がてら演奏動画でも載せようかなと思っています。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた!
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