兄貴 is POWER

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兄貴はベースを広めたいようです。②


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



以前、こんな記事を書きました。


「ベースとは」「弾き方は」など、ベースについての基本的な内容について紹介したものです。


この記事の最後で、

「次は基本的なベースの種類についてお話します。」


とか何とか言ってしばらく経ちました。



すっかり忘れてました。

面目ない…



そんな訳でだいぶ間が空きましたが、今回はエレキベースの中でも個人的に最もスタンダードな3モデルについてご紹介します。




それでは書いて行きましょう。





  • まずはベースと言えばこれ、一本持っておけば大体なんとかなる優等生

ジャズベース




本家はアメリカのフェンダー社が製造・販売しているものです。


略して「ジャズベ」と呼ばれる事が多いです。

最初のモデルは1960年に発売された、おそらく世界で一番スタンダードな性能、スタイルのベースです。

CDなんかで聴く機会も多いベースですね。


世界中の様々なアーティストに使われており、シグネーチャーモデルの多さも群を抜いています。



また、おそらく世界で一番コピーモデルが多く、本家ではないこの形のベースを目にする機会が多いモデルでもあります。


フェンダー社の物は高価ですが、安価なコピーモデルが世の中に数え切れない程あり、初心者向けモデルなら周辺機器もセットで¥17,000程で入手出来ます。



ネックが細く、全体のバランスがいいので弾きやすいベースです。


初心者からベテランまでお世話になる機会があるベースと言えます。


まずはジャズベースタイプを使ってみて、それを基準に自分の好みに合わせて次のベースを選ぶのが無難と言えます。



私も最初のベースはジャズベースコピーの安いモデルを使っていました。







プレシジョンベース




こちらもアメリカのフェンダー社の物がオリジナルです。

1951年に発売されジャズベースより歴史が古く、世界初のエレキベースとして生まれました。

よく略して「プレベ」と呼ばれます。



「プレシジョン」とは「正確な」と言った意味です。

これまでベースと言えばウッドベース(コントラバス)のように自分で音程を決めていた物に、フレット(音程を決めるための金属の棒)を打った事で音程が正確に出せるようになった事が由来のようです。


ジャズベースに比べて音にパワーがあり、構造がシンプルなのが特徴です。


オールマイティさではジャズベースに劣るものの、ロックやパンクなどのジャンルではそのパワーによって真価を発揮します。


個人的にはピックでガシガシ弾くのが似合うベースだと思います。



ジャズベースに比べてネックが太く、手が小さい方は多少苦労するかも知れません。

しかしジャズベースよりも太く甘いその音に魅了された方は多く、世界中に多くのファンを持ちます。



このモデルも数多のプロに愛用され、シグネーチャーモデルが多数販売されています。

こちらも比較的安価なコピーモデルがたくさん出回っています。


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  • 派手なルックスと音、意外と小回りの効くベース

スティングレイ

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丸いピックガードがキュート。

こちらはミュージックマンと言うアメリカのメーカーの物で、フェンダー社を退社した開発者と、フェンダー社の創設者であるレオ・フェンダーによって共同開発されたモデルです。


1976年に発表され、その独特のルックスとサウンドで話題になりました。


多くの著名なプレイヤーに愛されているモデルです。

ネックの太さは年代やモデルごとに異なりますが、概ね幅はプレベと同じように太め、全体的な厚みは薄めな傾向があります。



このモデルの大きな特徴として、ボディの中に電池を格納し、音質をベース本体で調整出来るシステムがあります。


この、「電池を使うベース」の事をアクティブベースと呼び、反対にジャズベプレベのように「電池を使わないベース」をパッシブベースと呼びます。


アクティブベースは本体で低音や高音など、ある程度音質の調整が出来るのでパッシブベースに比べアンプに頼らない積極的な音作りが出来ます。


このため、スラップなどに向く音が作りやすく、このベースでスラップをするプレイヤーをたくさん見る事が出来ます。


スラップ以外でも様々な音を作れるため、これ一本である程度色んなジャンルをカバー出来てしまう優等生でもあります。

このベースと言うか、アクティブベースの弱点として、電池が切れてしまうと音が出なくなったり、音質の調整が出来なくなったりします。


ライブ前には電池交換を!


このモデルも比較的安価な廉価ブランド版があります。



さすがにジャズベプレベより普及率が低いので、廉価モデルでも多少値段が張るのがネックです。





いかがだったでしょうか。


今回は代表的3モデルを紹介しました。


どのモデルも割と万能に使える機種で、どんなジャンルをやるとしてもそんなに困らないベースたちです。


見た目の好みで選ぶもよし、憧れのアーティストとお揃いにするもよし。


可能であれば是非一度お店に行って、実際に見て触って下さい。


お気に入りのモデルを探す楽しみは何にも代え難いものです。




そんな感じで今回はここまで。



次回はちょっと個性的なモデルを紹介したいと思います。



最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!