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バネワッシャー、使ってる?


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



ミニ四駆の様々なパーツに付属するバネワッシャー。

皆さん、ちゃんと使ってますか?


「なんか良く分からないから使ってない」

「そもそもなんのための部品なの?」

「やたら余るから都度捨ててる」


そんな事を言ってしまってはダメウーマン。(男性の方も大歓迎です(?))


きちんと意味のある部品なのです。



マシンに加わる衝撃の大きい現在のミニ四駆


意外と重要な「バネワッシャー」について、今回は役割や使い方を解説したいと思います。

小ネタ集その②はちょっと待っててネ



それでは書いて行きましょう。


バネワッシャーとは


FRPやローラーセットなどを買うと付いてくる、小ワッシャーに切れ目を入れてちょっとねじってあるような部品がバネワッシャーです。




こんなのです。視力検査ではありません。

タミヤからは「スプリングワッシャー」と言う名前で販売されています。



この部品の役割とはズバリ「ネジの緩み止め」。


ミニ四駆には走行中にかなりの衝撃が加わります。

ある程度なら大丈夫ですが、何度も走行させ繰り返し衝撃が加わる事で少しずつネジが緩んで来てしまいます。

そんな時にネジが緩むのを防いでくれるのがバネワッシャーなのです。




さて、そろそろバネワッシャーと言う文字がゲシュタルト崩壊してきたところで、実際にどのように使うのかお話しましょう。



バネワッシャーの使い方


使い方は実にシンプル。


ネジとワッシャー、又はナットとワッシャーの間に挟む。これだけ。



たったこれだけできちんとネジが緩むのを防いでくれます。


何故ネジが緩まないのかについては各々調べて頂き(解説の放棄)、とにかく「そういうもの」だと思って頂ければ大丈夫です。



ちなみにセットで使う通常のワッシャーも、ネジの緩み止め部品の一つです。


これはネジが部品と接する面積をワッシャーによって広げ、ネジ単体の時よりも摩擦を強める事によって緩みを防止する、と言う理屈です。

また、ネジが部品にめり込んでしまう事も防いでくれます。


通常のネジよりも頭の面積を大きくし、ワッシャー無しでも緩みづらいように作られているのがトラスネジです。



余談ですが、ワッシャーには裏表がある事をご存知でしょうか。

これは意外と知らない方が多いのですが、大ワッシャー(通常使うワッシャー)にも小ワッシャーにもきちんと裏表があり、実は取り付ける向きも決まっています。


ワッシャーのフチがつるんとしている方が表、切りっぱなしみたいになっている方が裏です。

パッと見では分かりづらいですが、良く見ると確認出来るかと思います。(上手いこと写真が撮れなかったので画像なし)


一見表の方を見えるように取り付けるのが正解かと思いきや、実は逆だったりします。


つるんとしている表の方を部品側に、裏が見えるように取り付けるのが正解です。


このように取り付けるとワッシャーのフチで部品にキズが付く事を防げるのです。


取り付ける先の部品へのダメージを防ぐため、取り付ける向きが決まっているのですね。



ちなみに(2回目)、バネワッシャーには裏表はありません。





いかがだったでしょうか。


いつもの取り付けに挟むだけで効果があるバネワッシャー。


タイトルと冒頭のセリフのせいで脳内で某ブルゾンが止まりませんが、皆さんも是非使ってみて下さい。35億。



恐ろしく地味でマニアックな記事になりましたが、皆さんのお役に立てれば幸いです。





最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!