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SRV250 不動からの復活編①


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。


前回まで、SRVを納車してからの主な変更点についてお話しました。



バイク記事まとめ



今回はそのSRV君に初めて深刻なトラブルが起きた時のお話をしたいと思います。


それでは書いて行きましょう。


トラブルはいつも突然に


納車してからあまりにボロボロだった部分を交換し、削り、磨いて、なんとか普通に見えるようになりました。


メンテナンス後は特にトラブルらしいトラブルもなく、せいぜいエアクリーナーフィルターが詰まっていた事に気付かず、吹けないエンジンに焦ったりしたぐらいでした。(割とすぐ気付いて解決)


しばらく普通に乗っていて、通勤に買い物に日常の足として活躍してもらってました。





そんなある日、自宅から外食するためにバイパスを走行中だった時の事。


そのバイパスは緩い上り坂が続いている所があるのですが、あとほんの少しで登り切ろうかといった所でした。




突如エンジンから


ガシャガシャガシャガシャ!!!!


みたいな音が突然鳴り始めまして。



全く聞き慣れない音にテンパりながらもなんとか坂は登り切り、

「これはバイパス下りたらエンジンの様子を見ないとマズいな」

なんて思っていると、わずかながらエンジンから煙が。



バイパスは登り切ってすぐに出口があるのですが、急いでそちらに進路を変えました。


幸運な事に出口は下り坂です。




音は徐々に大きくなり、どんどん速度が下がって行く中、なんとか坂を下りきったあたりで


プスン!


と言ってエンジン停止。




下り坂で惰性で下りて来れて本当によかった…。




ひとまずバイパスを下りてすぐのガソスタに惰性のまま入り、事情を話して一旦停めさせてもらいました。


すぐさまスマホで近くのバイク屋さんを調べ(一緒に探してくれたガソスタのお兄さんありがとう!)、電話で連絡。



自走での帰宅は絶望的と思われたので、一旦ショップに引き上げてもらいました。


八王子みなみ野にあるバイクショップ、B.S.Pさんありがとうございます。

快く引き受けて下さってありがたかった…。

B.S.P. | スズキバイクショップページ



で、簡単に点検してもらい、電話で状態の説明をして頂いたのですが…。


「間違いなくエンジン本体が故障箇所であり、このまま直す事も出来るがおそらく10~20万程度かかってしまうかもしれない。

まだエンジンを下ろしていないので、今なら引き上げ代+点検料、配送代だけで大丈夫。」


との事。


大きなお金がかかる前に連絡して頂けて大変助かりました…。


大変親切に対応して頂き、配送などにかかる料金も良心的でした。




そうなってしまっては仕方ないので、そのまま自宅に届けてもらう事に。


(不動になって帰って来た直後、近所の公園にて撮影)




無事に(?)バイクは帰って来ましたが、さて、どうするか。


【A】現在のエンジンを開け、自力で原因特定し修理する。

まぁ、やってやれない事はないでしょう。

問題は時間がかかる事、場合によっては原因特定の段階で沼にハマる恐れがある事。


【B】中古エンジンをオークション等で落札し、積み替え。

これを真っ先に思いつきました。

が、問題は「画像のみの判断で当たりエンジンを引けるか」。


これ、実は相当なギャンブルになっちゃいます。

例えば、「実働エンジンです!」って書かれた出品物、よく見ますよね。

これって、仮に出品者が100%嘘を付いていなかったとしても「車体に積まれていた時点ではエンジンかかったよ!」って事なんです。


つまり、

・車体から下ろしてどれくらい時間が経っているのか?

・下ろしてからの保管状態は?

・下ろす段階で技術的トラブル(固着したネジを無理に外しての歪み等)は無かったのか?

・そもそも、どのレベルでの「実働」なのか?(セル一発なのか、エンジン始動に特殊な儀式を必要とするのか、押しがけ専用機なのか、レース用エンジンスターター必須なのか)


などなど。

気になる点を上げるとキリがないのです。


【C案】もうゴールして、新しいバイク、買お?

イヤです。



そんな訳で、考えた結果AとBのハイブリッド案に決定しました。


つまり、

「オークションでそこそこの状態(に見える)なエンジンを落札し、現行のエンジンのまともな部分と合わせてオーバーホールする」

と言うやり方です。


この場合、ベースエンジンをオークションで落札し、現行のエンジンの部品を使ってニコイチする事になります。




一応、落札したエンジンが実働ならば、最悪そのまま使える可能性もあります。


また「実働」を名乗るからにはそんなに大きな部品交換は発生しないであろう、と言う大変甘い考えのプランなのでした。



はてさてどうなる事やら。




続きはまた次回にて。




最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!