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ミニ四駆復帰組が知っておくべき変化②


こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。



今日はミニ四駆「第二次ブームから現在にかけて変わった事」、第2弾です。


前回は「ジャンプ」と「モーターの種類」についてお話ししました。


前記事↓




今回は現在のシーンに欠かせなくなったパーツ、「ブレーキ」についてのお話です。



それでは書いて行きましょう。





ブレーキとは


第二次ブームの経験者の方だと
「は?ブレーキ?(半ギレ)」
みたいになると思います。


そう、昔のミニ四駆と言えば如何に減速せずに完走するかが絶対だったのです。

それをブレーキだなんて冗談言っちゃいけないよ、なんて私も最初思いました。




しかし、前回書いた2つの項目を組み合わせて考えて頂ければ理解してもらえるかと思います。


・意図的にジャンプさせるコース

・以前よりハイパワーなモーター


この2つが組み合わさった時、恐ろしくよく飛ぶミニ四駆が簡単に想像出来るのではないでしょうか。



それでなくても近年のミニ四駆は目覚しい進化を遂げ、昔とは出るスピード自体が変わっています。


飛ぶ方向がコース内なら良いですが、あまり飛ぶと大体の場合でコースアウトしてしまいます。


つまり、ここで言う「ブレーキ」とは、


有り余るスピードをジャンプする手前で適切な速度に調整するためのもの」。




実際の車のように、コーナー手前でいちいち減速するとか、モーターが速いから調整のために常にブレーキをかけておくとか、そういう事ではありません。


ブレーキの設置場所


ジャンプセクションではどうしても飛びますが、その飛び方や距離を調整するためのものがブレーキです。


そのため、普段の走行時にはコースに触れず、ジャンプ手前でのみ触れる位置にセッティングするのが一般的です。


具体的には

・フロントバンパーの裏
・シャーシの真ん中の下
・リアローラーステーの下

辺りに設置する事が多いです。


それぞれ、フロントブレーキ、腹ブレーキ(マシンのお腹らへんにブレーキがあるため)、リアブレーキと呼ばれます。



前後のブレーキはジャンプ台の登り始めの「谷」部分に、腹ブレーキはジャンプ直前の「山」の部分に効くとされます。



これらはどこにどの程度設置するのが正解なのか、決まった答えはありません。


ユーザーの数だけ考え方の違いがあり、それがマシンの個性に繋がっています。




実際それぞれ効き具合が違いますので、マシンやコースによって色々試してみる必要があります。



ブレーキの材質



タミヤからGUP(グレードアップパーツ)として、スポンジ材のブレーキや、ゴム製のブレーキが販売されています。


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また、それとは別に樹脂を直接コースと触れさせる「スキッドプレート」「スキッドバー」や、ゴムタイヤやスポンジタイヤを自分で切って開いて作る「タイヤブレーキ」などもあります。

写真はスキッドバーの一例




材質と面積によりそれぞれ効き方が全然違うので、これも自分で試行錯誤をする必要があります。


各ブレーキ素材をフロントバンパーの下やリアローラーステーの下に設置したプレートなどに貼り付けます。



効き具合の強さとしては、

スキッドプレート(バー)<スポンジブレーキ<ゴムブレーキ<タイヤブレーキ

になります。


スキッドプレートやバーは、どちらかと言うと減速よりもジャンプする姿勢を制御するために装着するイメージですね。


反対にゴムブレーキやタイヤブレーキはガッツリ減速させるためのものです。




スポンジも何種類かあり、それぞれ硬さによってブレーキの効き具合が変わって来ます。




まとめ


  • 現在の立体シーンではブレーキは必須
  • ブレーキは設置場所と材質、面積などにより性能が変わる
  • コース毎の相性もあるので色々試してみる


いかがでしょうか。


単純に「ブレーキ」と言っても、設置場所×材質によってかなりバリエーションがある事がお分かり頂けたと思います。


コースやマシンによってかなり変わってくる部分ですし、人によってもかなり違うので面白いと思います。


安定志向でガッツリブレーキをかけるもよし、
運に任せて天に祈り、ギリギリまでブレーキをかけないもよし。

兄貴はスキッドバーだけの漢仕様だぜ!




しかしいずれにしろ、現在の主流である「立体」シーンでは必須であると言えると思います。



ぜひ多種多様なブレーキセッティングを楽しんでみて下さい。




今回はここまで。




次回はまた違ったパーツについてのお話しになります。



最後までお読み頂きありがとうございました。


ではまた!