例の新マシン シェイクダウンと課題
こんにちは、兄貴(@ANIKI_hateblo)です。
先日から組んでいるMAシャーシの新マシン、いつもの厚木レジャーランドのコースに行ってシェイクダウンして来ました。
今回は現状の報告と、今後どうして行くかと言ったお話をしたいと思います。
それでは書いて行きましょう。
MAシャーシにした結果
まず、今回初だったのは両軸モーターであるMAシャーシを採用した事。
勉強のためMS、MA共に一台ずつ所持していましたが、メインマシンとしてきちんと組んだのは今回が初めてでした。
結論から言って、間違いなく私が組んだマシン史上最速のマシンになりました。
とにかく速いです。
直線もコーナーも速い。
で、当然のように制御し切れません。
いい感じにマグナムトルネードってます。
今回はマシンを組んで改造していく上でのプロセスの第一段階、「速いマシンを組む」と言う部分を省略したかったので、ある意味正解と言えます。
元のマシンが速ければ、「速くする事」に注力しないで済むのでローラーセッティングやブレーキ、マスダンパーに集中出来ます。
そんな感じでとりあえず「速いだけ」のマシンは無事組めました。
現在の仕様
今現在の構成はこんな感じです。
ローラーはフロント・リア共にいつものセッティング。
軸受けは旧620、シャフトは72mmの中空ステンレスで貫通してあります。
タイヤはフロントが赤ハードバレルタイヤから作ったハーフペラ、リアはスーパーハードから作ったペラタイヤ。
素材の赤ハードバレルタイヤは家にストックがある「エアロサンダーショット ブラックSP」の物。
後輪のペラタイヤは「ミニ四駆 スターターパック」に付属のスーパーハードタイヤがホビーゾーンにてバラ売りされていた物を加工しています。
(ロゴ入りのスーパーハードを加工する度胸がなかった)
どちらもタイヤの厚みは1.5mmで、ノギスで測りながらリューターを横向きに固定した簡易旋盤にて加工しています。
フロントのダミータイヤ部分は中空タイヤから作りました。
今はこれで様子見してますが、今後もしかしたらフロントもスーパーハードペラ又はスーパーハードのハーフペラに変更するかも知れません。
リアのスーパーハードペラタイヤも縮みタイヤ加工しているので、縮みタイヤでないペラに変更も考えています。
縮みタイヤについてはまた後日お話しましょう。
ギヤは超速ギヤで、カウンターには脱脂と注油済の520ベアリングを仕込んでます。
ギヤシャフトはフッ素コートのシャフトです。
フロントにはリア用の3mmカーボンを加工したアンダーガードを装着。
3mmのカーボンプレートはカーボン→FRP→カーボンのサンドイッチ構造なので、加工するとこんな風に積層されている様子が見えます。
リアはいつもの直カーボンにブレーキスポンジを貼った物。
今は黒スポンジですが、効きの強い灰色スポンジに変更してもいいかなーと思っています。
マスダンパーは暫定でサイドにスリムマスダンと、リアに東北式を装着。
ダンパー系は今後色々試して行く予定です。
モーターはマッハダッシュで、慣らし済みの物を積んでます。
寿命がいつ来るか分からないので今予備のマッハダッシュを育成しています。
ボディを作る時間が中々無いので仮のデクロスちゃんを乗せっ放しにしてます。
現状こんな感じです。
走行してみて
コースアウトや着地の衝撃などで割れたりしないか心配だったシャーシの肉抜きですが、特に問題はありませんでした。
これだけ大きな穴を開けても平気なあたり、MAシャーシの頑丈さが分かった気がします。
全体的に速いんですけど、その中でも走行させてみて分かったのは今まで使っていたARシャーシや新型のFM-Aと比較した時のコーナーの優位性でした。
コーナーでの減速がARなどと比べ全く無いと言っていいレベルで、直線で加速したそのままコーナーに入り、そのまま出てくるような走りでした。
理由としては、シャーシ毎のホイールベースの違いが関係してると思われます。
ARシャーシが82mm、FM-Aシャーシが83mmのホイールベースなのに対し、MAシャーシは80mmと若干短く、この差がコーナーの走りの差を生んでいる要因の1つでしょう。
たった2〜3mmの差ですが、ミニ四駆のスケールを考えると十分大きな差だと言えます。
その分と言うか、ジャンプ中の姿勢はARやFM-Aの方がキレイで、着地後の挙動も安定する傾向があります。
全体的に安定を捨てて速度を取っているように感じました。
あとはやはりあれだけ肉抜きしてもまだ硬いようで、着地で跳ねやすいように感じます。
もう少し中央付近の剛性を抜いた方が衝撃を受け流せる気がするので、何か考えてみます。
とんでもなく速い代わりに制御が難しいMAシャーシ。
まだまだ研究の余地がありそうです。
今回はここまで。
最後までお読み頂きありがとうございました。
ではまた!